野鳥の森探検
[2013年04月17日(Wed)]
昨年11月に埼玉県生態系保護協会ガイドの方の指導で木登り体験をしましたが、今回はその広瀬野鳥の森で、草花や鳥などの自然を探して歩きました。
集合時間までかなりあるので、桜が満開の荒川の土手で一休みしてから昼食にしました。
桜並木の向こうには時々電車が通り、また、秩父鉄道の車両基地があっていろいろな電機機関車が止まっているのですが、興味を示したのは I 君だけでした。鉄道大好き少年S君が いれば興奮しただろうに、今回不参加だったのは残念でした。
それよりか、子どもたちが喜んだのは、土手での遊びや草花を見つけることでした。
高学年の男の子4人は、「よーいドン」で駆け上がり、土手の上と下でタッチして交代。女の子は横一列に手を繋ぎ、やはり駆け上がり。
土手には、スミレ、タンポポ、野バラ、スカンポ、オオイヌノフグリ・・・などが咲き乱れています。
桜吹雪の下でお弁当を食べた後は、いよいよ、自然探検の始まりです。
探検の前に、森の中に隠れているものを探し出す、簡単なゲームをします。
あらかじめガイドが、幅約1m、距離約10mほどの草むらに隠した人工物を見つけて、いくつあったかをガイドにそっと知らせるゲームです。
ルールは、少し離れて一人ずつ進み、後戻りや草むらに入ることあるいはしゃべることは禁止です。
さあスタート。
子どもたちは、腰をかがめたり目を皿のようにして真剣に草むらを見つめます。「空き缶」や「スポンジ」のような目立つものはすぐ見つけますが、「洗濯バサミ」や「輪ゴム」などはよく見ないとわかりません。
10m先のガイドに見つけた個数を耳打ちします。「残念でした」で、スタートに逆戻りの子が続出。「これまで答えた最高ですが、まだ、隠れているのがあります」はYちゃん。職員も加わりましたが、あえなく、不正解。
全員が2回試みましたが、正解者はいませんでした。草むらの中の探し物は意外に難しいこと知りました。
そして本番。
子どもたち一人一人に、これから探すものが書かれた紙が配られました。
2年生の2人の女の子には、「青い花」と「ホーホケキョ」、4年生には「けもの道」、5年生には「ダンゴムシ」と「四角い茎」。易しそうなのもあれば、「えっどうやって探すの?」という難しいのもあります。
ガイドの先導で森の中をゆっくり歩きだします。
「ダンゴムシ」は校庭での遊び相手なので簡単に見つかりそうですが、森の中ではそうはいきません。枯葉をどけて探しますが、いません。それでも、暫くしてSちゃんが「見つけた!」
「四角い茎ってあるの?」「茎って丸じゃないの?」と児童が不思議がるので、ガイドが「草の茎を折ってごらん」と指導。2,3の草を折ってみると、確かにありました。折った所から臭くて黄色い液が染み出る、ちょっと気味が悪い草です。
「青い花」は、オオイヌノフグリでした。荒川の土手にも咲いていました。
I 君がオオスズメバチの死骸を見つけました。
ガイドが「蜂が来たらどうするか知ってる?」と訊くと、
I 君「じっとしている」
ガイド「そのとおり、耳元に来てもじっとしていること」と教えてくれます。
鶯の鳴き声「ホーホケキョ」は、みんなでじっと静かにしていたら聞くことができました。普段よく聞く「ホーホケキョ」は、メスを呼ぶ声で、「縄張りに入るな!」のときは、「ホーホホケキョ」と、少し鳴き声が違うそうです。
森の中には、野生の三つ葉やニラ、蛇いちご、大きな棘があるニセアカシアの木、キツツキの巣そして空には猛禽・・・。ガイドの方が一つ一つ丁寧に説明してくれます。
最後まで残ったのが「けもの道」です。
「これは違う?」
「ここは違うね。ほら、人が歩いたので土が踏み固められているだろ」
見つけたのは、5年生の I 君でした。人が歩いた道よりやや細く、固められてはいません。獣の糞でも残ってないか探しましたが、見つかりませんでした。
途中から「くたびれた」を連発していた女の子も、次第に面白くなったのか、右に左に、何かを探していました。
1時間半ほどの探検のあとは、みんながお待ちかねの木登りです。
広場の端に、子どもが登るのに適当な枝ぶりの大木があります。高学年の男の子たちは我勝ちに登って好位置を占領します。低学年の子どもは、ガイドに支えられて、怖がりもせず登ります。
それほど高い木ではないので、近くの荒川は見えませんが、それでも、高いところに登って遠くを見渡すのは良い気分です。
最後に、楽しい探検を指導してくださったガイドさんにお礼を言って、野鳥の森をあとにしました。
集合時間までかなりあるので、桜が満開の荒川の土手で一休みしてから昼食にしました。
桜並木の向こうには時々電車が通り、また、秩父鉄道の車両基地があっていろいろな電機機関車が止まっているのですが、興味を示したのは I 君だけでした。鉄道大好き少年S君が いれば興奮しただろうに、今回不参加だったのは残念でした。
それよりか、子どもたちが喜んだのは、土手での遊びや草花を見つけることでした。
高学年の男の子4人は、「よーいドン」で駆け上がり、土手の上と下でタッチして交代。女の子は横一列に手を繋ぎ、やはり駆け上がり。
土手には、スミレ、タンポポ、野バラ、スカンポ、オオイヌノフグリ・・・などが咲き乱れています。
桜吹雪の下でお弁当を食べた後は、いよいよ、自然探検の始まりです。
探検の前に、森の中に隠れているものを探し出す、簡単なゲームをします。
あらかじめガイドが、幅約1m、距離約10mほどの草むらに隠した人工物を見つけて、いくつあったかをガイドにそっと知らせるゲームです。
ルールは、少し離れて一人ずつ進み、後戻りや草むらに入ることあるいはしゃべることは禁止です。
さあスタート。
子どもたちは、腰をかがめたり目を皿のようにして真剣に草むらを見つめます。「空き缶」や「スポンジ」のような目立つものはすぐ見つけますが、「洗濯バサミ」や「輪ゴム」などはよく見ないとわかりません。
10m先のガイドに見つけた個数を耳打ちします。「残念でした」で、スタートに逆戻りの子が続出。「これまで答えた最高ですが、まだ、隠れているのがあります」はYちゃん。職員も加わりましたが、あえなく、不正解。
全員が2回試みましたが、正解者はいませんでした。草むらの中の探し物は意外に難しいこと知りました。
そして本番。
子どもたち一人一人に、これから探すものが書かれた紙が配られました。
2年生の2人の女の子には、「青い花」と「ホーホケキョ」、4年生には「けもの道」、5年生には「ダンゴムシ」と「四角い茎」。易しそうなのもあれば、「えっどうやって探すの?」という難しいのもあります。
ガイドの先導で森の中をゆっくり歩きだします。
「ダンゴムシ」は校庭での遊び相手なので簡単に見つかりそうですが、森の中ではそうはいきません。枯葉をどけて探しますが、いません。それでも、暫くしてSちゃんが「見つけた!」
「四角い茎ってあるの?」「茎って丸じゃないの?」と児童が不思議がるので、ガイドが「草の茎を折ってごらん」と指導。2,3の草を折ってみると、確かにありました。折った所から臭くて黄色い液が染み出る、ちょっと気味が悪い草です。
「青い花」は、オオイヌノフグリでした。荒川の土手にも咲いていました。
I 君がオオスズメバチの死骸を見つけました。
ガイドが「蜂が来たらどうするか知ってる?」と訊くと、
I 君「じっとしている」
ガイド「そのとおり、耳元に来てもじっとしていること」と教えてくれます。
鶯の鳴き声「ホーホケキョ」は、みんなでじっと静かにしていたら聞くことができました。普段よく聞く「ホーホケキョ」は、メスを呼ぶ声で、「縄張りに入るな!」のときは、「ホーホホケキョ」と、少し鳴き声が違うそうです。
森の中には、野生の三つ葉やニラ、蛇いちご、大きな棘があるニセアカシアの木、キツツキの巣そして空には猛禽・・・。ガイドの方が一つ一つ丁寧に説明してくれます。
最後まで残ったのが「けもの道」です。
「これは違う?」
「ここは違うね。ほら、人が歩いたので土が踏み固められているだろ」
見つけたのは、5年生の I 君でした。人が歩いた道よりやや細く、固められてはいません。獣の糞でも残ってないか探しましたが、見つかりませんでした。
途中から「くたびれた」を連発していた女の子も、次第に面白くなったのか、右に左に、何かを探していました。
1時間半ほどの探検のあとは、みんながお待ちかねの木登りです。
広場の端に、子どもが登るのに適当な枝ぶりの大木があります。高学年の男の子たちは我勝ちに登って好位置を占領します。低学年の子どもは、ガイドに支えられて、怖がりもせず登ります。
それほど高い木ではないので、近くの荒川は見えませんが、それでも、高いところに登って遠くを見渡すのは良い気分です。
最後に、楽しい探検を指導してくださったガイドさんにお礼を言って、野鳥の森をあとにしました。
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