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こどもとおはなしの家

 NPO法人こどもとおはなしの家では、次のような活動をしています。

  *放課後児童クラブの運営 
  *交流事業 
  *学習会 
  *相談・情報提供
  *講師派遣 
  *調査・研究 


プロフィール

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産まれる! [2013年01月29日(Tue)]
 この日は、クラブ活動があって学校の校庭が使用できないため、低学年はつばき公園に行きました。

 ここにはサッカーゴールはありません。
なので2年生は、垣根で覆われた通路を工夫してサッカーコートにしています。しかし、このコートには欠点があって・・・。
 それは、大きな木が近くに植えてあるので、思いっきりボールを蹴ると
   すぽッ
「木にボールがはまっちゃったー!」

 木の枝に引っかかるのはよくあることですが、この木は学校の校庭にある木とは全然違って大きいので、枝の分かれ目にボールが嵌ってしまうのです。
 これがなかなか取れない。ひっかかったなら、木の枝でつつけば落ちるのですが、枝の籠に落ちたボールは、上にあげてそこから取り出すので大変です。

 良さそうな木の棒を探してボールを枝に沿って持ち上げます。
子どもたちの視線が集まる中、何度か挑戦すると、うまい具合にボールが上がってきました。そして、枝の間からボールが顔をだすと・・・あとは転がして押し出す!

 出るか出ないか、ぐらぐらしているその様子に、2年生から「お!おっ!」と期待の声が上がります。
 そんな中、H君が・・・。
「産まれる!産まれる!ボールが!」
 
 ちょっと笑わせないでほしいなぁ。
思わず手が緩んで、ボールがうろに戻ってしまいそうになりました。
 「もうちょっとで産まれる!」
しかし何とか、えいっ!と枝を押し込むと。ぽん!とボールが転がり落ちました。

 「産まれたーーーー!!!!」

ええ、難産でしたが、なんとかです。

「〇〇さんありがとね!」
一番最初に元気なお礼を言ってくれたのもH君でした。

 こうして、産まれたてのボールは、早速2年生のサッカーに復帰です。
(Mu)
Posted by at 07:00 | この記事のURL