新砂干潟クリーン作戦・観察会
2010年05月30日
新砂干潟クリーン作戦・観察会
日時: 5月29日 10時〜13時
所: 荒川河口部・新砂干潟
主催: 江東エコリーダーの会
雨模様の中、新砂干潟クリーン作戦・観察会が行なわれました。
ゴミは大型袋に、燃えるゴミ11袋、燃やさないゴミ5袋でした。
魚調査はハゼ等が捕れました。
鳥はかわいいカルガモ親子が楽しそうに遊んでいました。
貝はアサリとシジミの殻が採取されました。
江東区自慢の深川丼のアサリを復活したいものです。
2010年05月28日
絶海孤島の海洋管理
横浜国立大学大学院公開講座 統合的海洋管理「海を管理する」
「絶海孤島の海洋管理」
海洋保護区で生態系管理を
中部大学 国際関係学部准教授 加々美康彦
日時:5月24日
所:横浜国立大学 教育文化ホール
日本は排他的経済水域EEZを含めると、海域は世界6番目の大きな国です。この大きな国を形成しているのは、南方の「沖ノ鳥島」が重要な要素になっています。無人島ですが日本の国土としているからです。しかし、隣国中国などからは今にも埋没しかねないことや「島」か「岩」かで問題であると提起されています。
元々EEZは貧しい国々にも恩恵を与えようと生まれた国際法制です。地球環境問題が叫ばれている今日、国際紛争の種になることなく、海洋保護区MPAを制定して環境を守りたいものです。
ハワイ諸島では、全島を含む2000キロを超す範囲を、パパハナウモクアケア海洋国立公園として、海洋保護区にしようと1834ページにも及ぶ管理計画書を作成し、大々的に取り組んでいます。
所 感: 貴重な講演を聞くことができた、日本も沖ノ鳥島問題は海洋保護区として環境保護区化することが望まれる。 海洋観光立国が少しづつ見えてきました!!
2010年05月26日
水都東京を創る会
河川市民団体との連携をさらに!
NPO水都東京を創る会スタート
日時: 5月22日
所: ロイヤルパークホテル
主催: NPO水都東京を創る会
開会挨拶: 上林武人理事長
私たちの知る東京の水辺は、誰もが足を浸し、
魚釣りを楽しみ、船もこぎだせる憩いと安らぎ、
自然と触れあえるワンダーランドでした。
川を身近なものとし、かつての水面の輝きを取り戻し、
後々の世代に伝えていけたらと、
平成15年神田川、隅田川、小名木川、日本橋川などで
活動の市民団体が集い、
「江戸東京の川再発見実行委員会」を結成し、
水辺再生に向けた連携とネットワークづくりをしてきました。
今年3月さらに飛躍させるためにNPOを設立し、
記念シンポジウムを開催することができました。
基調講演: 陣内秀信「都市河川再生ーその豊かな可能性を求めて」
世界で東京ほど河川が多い都市は少ない。
多様な機能・意味を持つ水辺空間
水辺のまちづくり 〜 水辺のまちづかい
シンポジウム
土屋十圀、林福松、廣木良司、山枡勝彌、司会:須永俶子
「10年後の東京」の姿
世界有数の水辺の大都市である東京の特性を活かした魅力的な
水辺空間が整備され、多くの人で賑わっている
市民・NPO・行政・企業の連携・協働がポイント
皆で一歩一歩 前進しましょう!!
交流会
2010年05月24日
第15回全国首長連携交流会
第15回全国首長連携交流会
ディスカッション「民主党の地域政策を問う」
会長挨拶: 森真会長
分科会
久住時男見附市市長
司会者と地域交流センター橋本代表代行
日時:5月21〜22日 所:政策研究大学院大学
主催:全国首長連携交流会
後援:政策研究大学院大学
事務局:NPO地域交流センター
開会挨拶: 森真会長
実践首長会報告提言: 久住時男見附市市長
逢坂誠二「地方自治とこの国の行方」
・ 自治は民主主義の学校、民主主義の源泉である。
・ 国家が仮になくなっても自治はベースである。
・ ヒモ付き補助金から一括交付金へ
・ 自治体の職員の方が自由自在に使えるシステムに
・ 国の出先機関の見直しを
飯尾 潤「選挙前と選挙後」
・ 政権の在り方・政策の在り方を変えようとしている
・ 自民党小泉政権は沢山変えたように見せることが上手かったが、
民主党は短期間で大きく変えつつある。しかし、見せ方が上手くない。
・ 民主党も市民も政治主導と政治家主導を誤解している。
・ 思いを述べることではない。結果が全て!
ディスカッション「民主党の地域政策を問う」
石田芳弘、森民夫、飯尾潤、森真 進行:井出隆雄
分科会:
川と観光、健康なまちづくり、教育、農・林・漁業
ディスカッション「これからの地域主権」
2010年05月23日
デンマークのニュータウン開発
デンマークのニュータウン開発
1960-70年代の都市郊外の成長とその背景
小山 展宏
日時: 5月20日 19時〜21時
所: すくらんぶる〜む(多摩市諏訪近隣センター内)
主催: NPO多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議
・ 講師紹介: 法政大学・大学院で建築設計を学び、2002年の終了後デンマークに渡欧。現地美大で建築・都市計画を学ぶ。現在は日本とデンマークで建築設計やまちづくり研究を行う一方、長野県で週末農業にも挑戦している。多摩市諏訪在住。
・ デンマークは北欧を制覇したバイキング時代もあるが、江戸時代と同時期に絶対王政をとるなど日本と似た歴史を含め、似た感がある。
・ 1960-70年代に外国人労働者の移住などにより都市郊外の開発が行われた。高層住宅と低層住宅が論争になったが、結果的には低層住宅になった。しかも、建物重視ではなく、コミュニケーション重視の都市計画である。国ー州ー市ー地区の4段階で規制があり、日本のようなばらばら感のある街づくりにはなっていない。
・ デンマークでも近年団地再生の動きが起こっている。人口減で余裕が出てきた空間を再開発しているが、コミュニケーション重視になっている。日本の安全第一のコミュニケーションを軽視した再開発ではない。デンマークの都市再回帰は、近隣住民同志の助け合いが育っている。デンマークも日本も郊外化と都市化が繰り返されている感がある。
・ デンマークは税金は高いが、教育費も医療費も無料である。しかし、医療費はタダでも、日本の医療のようなしかるべき時にしかるべき処置や治療を受けられるわけではなく、歯の治療や薬代などは有料である。また、住民担当医制度のため、予約から受診までに時間がかかったり、医師が夏休みの間に診療ができなかったりと困ることもある。でも、デンマークはかなりアバウトで、その緩やかさが住みよいのかもしれない。世界一の幸福度は、演者は長年デンマークと関わりを持つが、個人的にはそれほど幸福度が高いとは思わない。
・ しかし、コミュニティ重視のライフスタイルは望ましい。ここ諏訪・永山地域にはコープラティブハウスである”永山ハウス”等のコミュニティ重視のライフスタイルが始まっており、期待される。これからもデンマークと日本を行き来する中で、望ましいまちづくりを考え続け・行動して行きたい。
(所感) 世界一の幸福度国:デンマークについて話を聞く機会に恵まれた。望ましいまちづくりは、コミュニケーション第一ということらしい。歴史的にコミュニケーション重視の日本はかなり住みよい国のようである。最近の集合住宅や高層住宅等では安全ばかりが重視されているとも聞くが、江戸時代から最近までのコミュニケーション重視の日本のライフスタイルを見直し・再構築することがこれからの安心安全な日本づくりではないかと思われた。貴重な講演に感謝。
2010年05月18日
海と琉球史
法政大学総合講座「沖縄を考える」2010
海と琉球史
航海神信仰・漂着民・異国体験
豊見山和行(琉球大学教授)
航海守護神
龍樋の水
ランビキ
薩摩藩支配の時代、琉球王朝権力は農業社会を指向したため、海や海域との関わりが希薄になってしまったが、島々からなる琉球列島を再び海の視点から捉え直すことが必要である。近世琉球において漁撈抑制策と「上からの農業化」が進められたが、同時に海産物徴収体制も併行した矛盾したものであった。
航海の安全を祈念する守護神は、日本では船霊、恵比寿神、金毘羅など。アジア海域では観音、媽祖。琉球では観音、媽祖、聞得大君などである。荒天で神々に祈願し、最後に聞得大君に「龍樋の水」を奉献したいと祈ったとも言われる。
1815年、奄美大島人・実徳、佐和雄が漂流した時に、中国の南方の広東省に上陸するとそこから上海近くまで送られた。その間9カ月、時に観光、時には長期滞在するも温かいもてなしだったようで、中国人の心の広さが感じられる。
海洋観光立国の夢が大きく広がる素晴らしい講義に感謝!!
2010年05月17日
超高層ってほんとに大丈夫
東京湾岸集合住宅ぼうさいネットワーク第1回フォーラム
大地震発生!
超高層ってほんとに大丈夫?
なによりも住民の日頃のコミュニケーション
部屋の中も混乱
日時:平成22年5月16日 13時〜17時
所: 東京海洋大学 越中島キャンパス
主催:東京湾岸集合住宅ぼうさいネットワーク
事務局:NPO法人地域交流センター
団地に住む100人が集い真剣な講演・話し合いが行われました。
阪神大震災はあまりにも身近な災害である!
40階で大地震に遭遇したら 安全?
何故、湾岸にこんなにたくさんの超高層が建ったの?
津波・液状化・水害・落橋・・・可能性は大きい
東洋のニューオーリーンズ?
エレベーターの停止・閉じ込めは大問題
震災時のトイレも大問題ートイレは我慢できない!
自助・共助・公助ーー3日分の備蓄を!
なによりも住民の日頃のコミュニケーション
2010年05月10日
羽衣ジャスミンが満開です
羽衣ジャスミンが満開です
ハゴロモジャスミン
ナツミカン
チェリセイジ
屋上の羽衣ジャスミン、ナツミカンとチェリセイジが満開です。
木場公園大橋の下のヤグルマギク他が満開です!
2010年05月09日
みどりのカーテンモニター100
えこっくる江東
「みどりのカーテンモニター100」
日時:5月8日、9日 14時ー16時
所: えこっくる江東
電話申込:03−3644−7130
今年の講座が始まっています。
まだ申込できます。
2010年05月07日
安藤昌益と二宮尊徳
安藤昌益と千住宿の関係を調べる会第7回総会
記念講演『安藤昌益と二宮尊徳』
稲葉 守(哲学者、思想史家、ヘーゲルの論理学の研究者)
(近著『尊徳仕法と農村振興』農文協)
昌益と尊徳の二人を並べるのは何故と思われるかもしれない。
昌益は世界的な大思想家、世界の10人の思想家の一人
尊徳は日本の代表的な農政家である。
生産者である農民をベースに考えていたという点で同じ。
農業、農民、自然をベースに考えていた。
二人とも、封建制度、天皇制についてなくて良いと考えた。
尊徳については、従来はそうは考えられていないが、
尊徳は殿様に仕えるふりをして活動していた。
下に厚く上に薄い農政を行っていた。
国を支える農民がこの状態ではいけないと考えていた。
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