みんなでつくろう
「関さんの森エコミュージアム」
発足記念シンポジウム
我が家の屋上のキューリ
日時所: 7月21日(月) 13:30〜17:00
流通経済大学新松戸キャンパス講堂
主 催: 関さんの森エコミュージアム
関さんの森を育む会
(財)埼玉県生態系保護協会
共 催: 千葉県生物多様性県民会議
後 援: 千葉県、千葉県教育委員会
松戸市教育委員会、聖徳大学、
流通経済大学他 48団体。参加者:500人
主催者挨拶: 関美智子
昨日、会が創立した。皆でつくり上げてゆきたい。
http://homepage3.nifty.com/matsudo/seki/seki.top.htm
基調講演:講演1 「世界の環境・日本の環境」
池谷奉文(日本生態系協会会長)
http://www.ecosys.or.jp/eco-japan/
日本の持続可能な発展は、大量生産・大量消費・大量廃棄を止めることから!
・ 昔のキューリは100%太陽から、最近のキューリは99%石油から出来ている!
・ フォードシステムから始まった自動車の時代はもう終わりに近づいている。
・ 自動車道路も最早必要ではない。自然と共存したライフスタイルが不可欠である。
・ 世界で唯一持続可能な社会になった国はキューバ、有機野菜で生態系も守っている。
・ ハバナも維持管理費がなく汚いが、それでも生態系を守るために自然復元に取り組んでいる。
・ 平均月給は2000円しかないが、子供たちは危なくなっていない。お金があるとむしろ危ない!
・ 日本も10年後には石油が乏しくなり、電機も不安定化し、ビル管理も不可能になる。
・ どんなビルも数十年後にはゴミになるしかない。ゴミにならない木造建築方式を大切にしよう。
・ 日本も生態系を大切にした、自然再生を基本にした政治・行政に転換しなければならない。
・ これからは、今までの議会・行政・市民の中心に、NGOを位置付けることが不可欠である。
・ そのために欧米並みに、NGOの資金力向上への税制:寄付の無税等に改善する必要がある。
・ 税金は将来世代のために最も大切な財産である自然環境を守るために予算の5−15%投資を。
講演2 「関さんの森を読み解く」 合田博子(兵庫県立大学環境人間学部教授)
・ 新松戸駅から徒歩10分ところに、道路計画線が通る2.1haの関さんの森がある。
・ 科学技術の細分化・蛸壺化が環境悪化に! ・「この場に生きる」人の自覚がポイント!
・ 地域を住みやすくするためには多方面の社会活動から目指すこと。 民官学の協働を。
・ そこに生活する人々の生の声を聞き、記録や伝承などの文献を収集し、情報共有・協働が大切。
・ 現代は文化と技術が分離してきたが、モノの奥の文脈コンテキストが大切である。
・ 東洋の神は多神教で鬼神。日本的な変容としての神仏習合。自然信仰からの山岳修験道は古層。
・ 森は新松戸の「貴重な社会資本(ソーシャル・キャピタル)」とレスターブラウンは言った。
パネルディスカッション:池谷奉文、合田博子、関啓子、佐野郷美、米田雅子、中島敏博
・ 関さんの三つの蔵に江戸時代の資料が残っている。今後の環境教育の宝に違いない。
・ これからは多くの地域・団体との連携が大切。欧米のようにこのような会議に行政の参加を。
所 感:2日連続で、「トトロの森」、「関さんの森」エコミュージアム・イベントに参加した。地球環境問題が叫ばれる中、持続可能社会を模索して、あちこちで興味ある運動が展開していることを知ることが出来た。市民の力・NGOの力の成長がポイントと思う。