寒 い 秋 が 始 ま り ま し た
10月は、ナス880g、ゴーヤ850g、コンニャク700g,ニラ200g,コマツナ100g、トマト80gの3.0kgでした。
先日、村岡到「農業が創る未来」と「ユートピアの模索―ヤマギシ会の到達点」ロゴス社を読んだ。かつて有名だったが一時は批判も多かったヤマギシ会が現在元気に活動していると詳細に書かれていた。今後、新しい国づくりの参考事例として注目したいと感じた。
さて、先日、臨時国会が始まり、安倍首相が施政方針を演説した。その中で、「伝統ある故郷、美しい棚田、田園風景を守ってきたのは、農林水産業。農こそ、国の基であります。農林水産物の輸出も、5年連続で過去最大を更新した。次は水産業改革、漁獲量による資源管理を導入し、船のトン数規制から転換し、大型化を可能とすることで、漁業の生産性を高めます。養殖業の新規参入、規模拡大を目指してまいります。若い人たちが未来を託せる『農林水産新時代』を切り開きます」とのこと。一見前向きの美辞麗句で飾った首相演説だが、問題点満載の酷いものではないだろうか。
国連は、世界の農業は95%の家族農業から成り立っている実態から、家族農(林水産)業を守ろうと、来年から『家族農業の10年』を行うが、日本政府が推進する大型化や企業参入ではない。
資源と環境の厳しい現状を配慮し、持続可能な家族農林水産業を守らねばならない!(文責 中瀬)