大学SDGs ACTION! AWARDS
自分を変えたい! 世界を変えたい!
日時: 2018年3月10日
所: 有楽町朝日ホール
はじめに http://www.asahi.com/dialog/sdgs/
国連は貧困や格差、環境など17分野で2030年までに達成を目指す「持続可能な開発目標(SDGs)」を掲げている。この目標達成に向けた活動する大学生らによる「第1回大学SDGsACTION! AWARDS 最終選考会」で、一次選考を通過したチーム・個人が活動実績やアイデアを発表した。その中から参加者の投票で選考された「オーディエン賞」が注目された。
東京大学2年生 尾川達哉 障害ひとり親家族へのサポート「もうひとつの家庭バンク」〜ひとり親の障害を子供の障壁にしない〜
・ひとり親家族に対する手当を比べると
「健常親+障害児」は満額で年113万円
※児童扶養手当と特別児童手当の合算
「障害親+子」は年0円
※障害基礎年金を受給すると、児童扶養手当は停止
・ひとり親が「障害」を持つゆえに失うもの
児童扶養手当受給証が“ひとり親家族支援パス”化
例えば
ひとり親向けレクリエーション助成(年2000円)
対象となる事業の案内が来なくなる。公共財(水道料金減額、
JR通勤定期券3割引き、営交通無料)の減免措置の停止
現状の困窮を行政に訴えても・・・子どもたちを施設に預ければいいじゃないですか!
・ひとり親の障害を子供の障壁にしないために
障害ひとり親家庭へのサポート「もう一つの家族バンク」創設を提案します!
@季節型もう一つの家族:長期休暇に対応したホームステイ先
Aファミリーサポート型もう一つの家族:食事や行事に同伴、相談相手や外出に
Bあしながさん型もう一つの家族:寄付や交通支援等
・「もう一つの家族」になる要件
成人、自発的・主体的、短期でも関わりを大切にする方
※余暇のある退職した方や比較的自由な身の独身の方など
・「もう一つの家族バンク」実現に向けて
周知させるための広報、ワークショップ、ポータルサイ
ト運営、行政への働きかけ、資金準備、クラウドファンディング、
里親バンクのシステム構築・運用
No one will be left behind 誰一人取り残さない
所感:誰一人取り残さない福祉社会を行政と連携して市民みんなでつくりあげたい。