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2018年06月16日

緊 急 フ ォ ー ラ ム 「 ク ロ マ グ ロ 漁 獲 規 制 の 問 題 点 」

緊 急 フ ォ ー ラ ム

「 ク ロ マ グ ロ 漁 獲 規 制 の 問 題 点 」

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日 時: 6月11日(月)
 所 : 衆議院第2議員会館 地下1階会議室
主 催: JCFU(全国沿岸漁民連絡協議会)
    NPO法人21世紀の水産を考える会
司 会: 二平章(茨城大学客員研究員)
趣旨説明: 高松幸彦(JCFU代表世話人)
・ クロマグロの漁獲規制で、沿岸漁業者・沖合
延縄漁業者に大混乱が生じている。小規模漁業者が違反者・悪者にされたり、漁期後半での漁獲のために割当量を多く使い残していた地区が国から強引に漁獲停止を迫られ、漁民の生活権・生存権が脅かされる事態が生じている。この混乱の原因は小規模漁業者にあるのだろうか? 国が進めた漁獲規制の仕組みと実行体制、漁獲枠の配分方法そのものに問題があったのではないだろうか?
・ 各地の小規模漁業者は、「資源管理には賛成だが、混乱を生じない規制を望む。規制中は、所得補償対策を実施して欲しい」と言ってきた。資源枯渇の最大の原因は大中型まき網にある。規制により体力のない小規模漁業者の経営が困難・廃業に追い込まれる本末転倒の水産政策である!
・ 5月31日に新たにクロマグロTAC配分案が発表され、大型魚にも漁獲枠が設定された。少数の経営体である大中型まき網への小型魚1500トン・大型魚3063トンの割り当てに対して、全国の沿岸漁業全体で小型魚1317トン、大型魚733トンの割当量だ。小規模漁業者が所属する漁協や団体に説明なく決められたこの割当量に対して「これでは生活が困難だ」「とうてい納得できない」と
の声が全国各地の漁業者から寄せられている。
・ 本フォーラムは、クロマグロ漁獲可能量(TAC)制度の問題点を探るとともに、全国各地の
沿岸漁業者・小規模漁業者の経営に配慮する規制の在り方について考える。
講演「日本におけるクロマグロ漁獲規制の問題点」 阪口功(学習院大学法学部教授)
・ 専門は国際関係、日本の環境外交の研究。持続可能な漁業の分析。
・ クロマグロは、日本の資源管理失敗の「典型事例」である。国際規
 範を無視し、その場限りの短期的な利益を最優先している。管理基準値に基づく資源管理の枠組みが存在しない。予防的アプローチがなく、手遅れになってからの対応でしかない。小規模漁業者の生活への配慮がない。まき網による乱獲の責任を小規模漁業者に取らせている。
クロマグロ資源減少の原因は、巻き網による獲りすぎなのに、水産庁は巻き網漁に厳しい規制をしていない。国は巻き網漁業者に助成金を出している。水産庁の配分は巻き網に甘く、沿岸漁業者に厳しい。全く逆にすれば沿岸の小規模漁業者も何とかなる。
・ まとめ:水産庁は、幼魚・成魚枠の配分の算出根拠を公開すべきだ。配分は、FAO行動規範の精神、ICCATの配分基準の精神に基づくべし。幼魚しか獲れない引き縄、ほぼ成魚の沖合延縄、操業海域が限られる沿岸延縄・一本釣り、待ち受けの定置網には特別の配慮をすべきである。
・ 太平洋クロマグロは、マイワシ、サバのような資源量・再生産力がなく、大中巻き網漁による
 大量漁獲に耐えうるような資源ではない。国全体でクロマグロ漁から得られる利益を最大化し、否定的影響を最小化する戦略が必要である。増枠が認められたら、沿岸・沖合延縄に配分すること。
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2018年06月12日

築地市場の行方〜築地を守り、豊洲を活かす〜

築地市場の行方〜築地を守り、豊洲を活かす〜

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日時:2018年6月2日   所:明治大学リバティタワー
主催:希望のまち東京をつくる会
主催者挨拶: 宇都宮健児
・ 小池都知事は「築地を守り、豊洲を活かす」との約束を進めていない。都議選後、全て無視している。小池の希望  絶望 の中で、土壌汚染対策を無視。
・ 3・11で108ヶ所の噴射があり、有毒な金属などが噴出しており、豊洲移転は全くダメだ!!
 メディアは「既にGO!」とばかりの報道をしているが、都民の安全安心を全く無視している!
日本の食文化の切捨て、(卸売市場法改訂による)卸売業者の切捨て、街の崩壊等々許せない!
講演: 菅原邦昭(東北地区水産物卸組合連合会事務局長)
・ 今、多国籍企業資本が地球上の資源を自由に使えるように動いている。100年前、米騒動対策として、中央卸売市場法がつくられ、農林水産業者が守られるようになった制度を壊そうとしている。
・ 経済的自立なくして、地域は自立できない。皆が奴隷状態にならないために、民主主義を守り、公正な価格競争のできる市場経済が必要だ。グローバル経済は、価格を破壊し、地域経済を破壊しつつある。地域の循環型共同体を守り、地域の食文化を守るために築地市場が不可欠だ!!
・ 卸売市場がグローバル企業制覇から守っている! 21世紀の米騒動の国民運動を起こそう!
・ 自民党は農協・漁協の衰退を叫ぶが、本当はそうではない! 元気なのだ!(工業こそが衰退している!!) 農水省は今までの良い役所から、骨抜きにされている! 国民運動を広げよう!
講演: 森山(一級建築士)「豊洲市場は出来損ないである」
・ 東京都は中身のない見学会を延々と続けている。欠陥だらけで使えない施設でしかないのに。
・ 市場は、飛行場と同様な人とモノの物流処理空間だ。 それなのに、効果的な物流が実現できていない。横開きのウイング車が使えない! トレーラーのことを知らない人が設計している! 最も重要な製氷工場もない!
・ 東京ガスがガス製造時に危険な廃棄物を埋立地内に捨て続けてきた汚染土壌地域だ。汚染土壌は全て取り替えるといってきたが、地下水とともにいつも浸水し、海域に漏水している。遮水壁が有効でなく、東京湾に汚染水がダダ漏れしている。汚染問題は全く解決されてない。都民の誰もが知っている危険地帯で、「食の安全」は全く守れない!
・ 専門家会議は大御所の「ゴマカシ会議」化している! オリンピックのためにビッグサイトをメディアセンターに予定しているが、世界発信の見本市会場が2年近くも休むと、日本は世界に
 おいて行かれてしまうことになる!! 豊洲市場予定地は、五輪のメディアセンターに活用し、
その後は日本メディアのメディア・センターに活用することがベストだ。
意見交換会
・ おかみさん会:絶対に行けない・行かない。今日、確信した。素晴らしい築地を歴史的メモリアルゾーンにしたい。地域を守る家族経営だからこそ今まで築地を守れた。
・ サラ金訴訟では、全国行脚もやった。豊洲市場移転の問題点を全国に広げねばならない。仲卸業者の営業権を守る闘いを、組合を作って展開する。業者は都が決めたことだから従えと、口を閉ざされているが、民主主義を守らねばならない。かつての日本橋からの移転時には、十分な意見交換を積み重ね、業者に利用しやすい施設を作った。それに対し、今回は余りにも非民主主義的だ!!
・ 豊洲は地震時を含め、環境的・構造的にも問題が多く、築地再生に戻すべし! 

江東区助け合い活動連絡会2018年度(第2回)総会

江東区助け合い活動連絡会2018年度(第2回)総会

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日時:2018.5.14  所:高齢者総合福祉センター
1.開会挨拶:渡辺世話人代表(大島2丁目町会)
  江東区長寿応援課 加川課長
 江東区・地域ケア推進課 大江課長
   江東区社会福祉協議会 花島課長 
2.新会員自己紹介・活動紹介
参加者の確認と初めて参加した人が活動紹介。
3.報告・提案 小林事務局長
  T.連絡会の取組経過報告
    連絡会づくりの準備作業を進めることができ、今回の総会に漕ぎつけることができた。
U.助け合い活動連絡会会則改定
 趣意書: 当初案に、「町会・自治会、グループで助け合い活動や見守り、サロン活動、子育て支援、認知症や障害のある方、社会的弱者などの支援に取り組んでいる皆さん、これから取り組もうとしている皆さんのご参加をお願いいたします」を明記。
  名称: 江東区助け合い活動連絡会
   目的: 江東区の介護予防・日常生活支援総合事業の取組と連携し、区内で住民主体の助け合い、支え合い活動や見守り、サロン活動などに取組んでいる団体の交流、ネットワークと、区内での助け合い活動の普及啓もうを目的とする。
   会員: 会の目的と活動に賛同する町会・自治会、区内活動団体、グループ、有志。
   総会: 毎年5月開催。 世話人会:役員は総会で選任する。 会計:活動経費は会費他で賄う。 連絡先:江東区社会福祉協議会地域福祉推進課地域支援係に置く。
V.2018年度の活動計画と予算案
・世話人会で検討作成された2018年度活動計画と予算案の説明があり、質疑の結果決定された。
  ・助け合い活動連絡会: 第1回 6月21日、第2回 9月27日、第3,4回未定
  ・研究会 4月19日、7月24日、11月、2月
  ・「団体把握シート」の登録、整理: 当面50団体を目標に。
  ・江東区・社協の事業との連携、協力を進める。 
  ・第3回江東区地域福祉フォーラム開催: 10月2日(月)
  ・通信、リーフレットの発行: 連絡会の活動案内リーフレットを作成する。
  ・その他:助け合い活動の見学会、交流会、活動アドバイザー派遣などを行う。
4. 質疑応答
  ・コープ南砂では助け合い活動を15年くらい継続してきた。その他にも各地でいろいろな活動実績を持つ団体がある。介護法の改定で、切り捨てに近い部分もみられるが、地域の多様な事例を参考に安全安心な地域づくりの試行を積み上げたい。
・何よりも“人のつながり”が最も大切である。やり易いことから始めましょう!
 楽しくなければ続かない!! 小さい活動を広げましょう!
5. 閉会挨拶(連絡会副代表 鴇田・吉野)

2018年06月10日

仙 台 堀 川 公 園 整 備 計 画 再 修 正 案 説 明 会

仙台堀川公園整備計画再修正案 説明会

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日 時:2018年5月28日 9:30〜12:00
 所 :砂町文化センター
主 催:江東区役所
1)はじめに 
・  前回までの意見交換会の意見を踏まえて、江東区の「再修正案」を説明するとして始まり、会場から意見が集中した。
2)再修正案の説明 
・ 提言書の趣旨に沿って検討を行った。三つの提言にまとめた。
 提言T 地域の価値を高める公園・河川・道路の一体整備を行うこと。
   道路の最小幅員化と自転車と歩行者の安全検討、道路用地計画の見直し、護岸構造物および大きな樹木の保全、電柱地中化についての、関係者並びに関係機関との協議、複数の計画検討と共有。
 提言U 水、緑、土と言った仙台堀公園ならではの自然味あふれる魅力を保全すること。
   区民の森として培った生態的な価値そして自然環境を最大限保全する、水とみどりと土
の在り方を考える、公園における安心安全を確保する、年齢など幅広い利用者の目線から
公園施設の在り方を考え、合理的な施設整備とする。
 提言V 再修正案の検討を区民に開かれたかたちで取り組むこと。
3)質疑応答から
・ 電柱地中化は全く無謀だ。止めるべきだ。スーパー台風で完全水没する可能性があり、電柱地中化では一か月間電力が止まる。関東大震災等の大震災時には海水で沈没するその対策こそが必要だ。
@ 電柱地中化は国や東京都が推進しており、観光や電柱倒壊に対する交通妨害のプラス面が多く、プラスマイナスを考慮するとプラスと考える。東電の指導によると、全く安全と聞いている。
・ 地上のトランスなど多数が必要で、きちんとした根拠もなく、ただ安全というのは理解できない!
・ 公園の両側に道路があるのだから、道路の片側通行化で対応することで安全交通は守られる。
・ 雨量50oの対策に水路の暗渠化が必要と言っていたのに、突然暗渠化を止めるとの食い違いは?
・ 生物調査の結果の検討がなされていない、専門家に依頼して十分な検討をするべきである。
  生物に関しては全く検討不足で、ツミやアズマヒキガエルなど貴重種の検討をするべきだ。
・ 仙台堀公園に惹かれて江東区に引っ越してきた。最終案はかなり住民の意見を取り入れてくれた感がある。区議会や建設委員会傍聴を行い、区職員の苦労・努力を知ることができた。
・ 公園の中の自転車通路は不必要だ。無理に樹木のためと言って蛇行しているが無駄なこと。
・ 再修正案では貴重なカルガモが住めなくなる。検討を要する。切られる木を明示して欲しい。
・ 再修正案の課題は、@自転車道の再検討、A設計根拠が不十分、B生物対応が不十分、重要な森の位置づけ等々だ。区民の意見交換会などの意見の取入れが不十分で、合意形成が不十分だ。

所感:土木工事に関しての区民との意見交換会は、江東区の民主主義にとって画期的なことと評価される。4000名の署名と議会への陳情があって、今回の意見交換会にまでになったと推察される。しかし、道路拡幅、公園削減、貴重木の伐採、電柱地中化の工事ありきの対応と痛感させられる。区役所と地域住民との意見交換を繰り返し、地域に暗いゼネコン・コンサルタント依存の土木工事ではなく、地域住民の住みやすい、素敵な安全安心江東区づくりにしたい。 

2018年06月09日

第11回江東区環境フェア 

第11回江東区環境フェア 

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日時: 6月3日(日)
場所: 江東区環境学習資料館

・えこっくる江東環境月間、江東区環境フェアが開催されました。
区民、学校、事業者、環境審議会、NPO、環境団体と行政の連携の基に、江東区環境フェア実
行委員会を設置し、準備を重ねてきたものです。
50を超す参加団体が屋内会場、屋外会場、ミニステージに集う、大イベントに成長しました。
清々しい快晴の中、環境に関心のあるたくさんの人が集まり、楽しい交流の場になりました。

2018年06月08日

首長のための危機管理セミナー

首長のための危機管理セミナー

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日 時: 2018年5月27日 
 所 : 政策研究大学院大学 
事務局: 提言実践・首長会、地域交流センター
開会挨拶  橋本正法(地域交流センター代表)
自然災害が頻発しているが、災害時は市町村長が現場の責任者となる。そこで、演習方式のセミナーを開催することに。『首長の決断』を学ぶシナリオ・シミュレーション・プログラムで実施する。
本日の進行: 指導担当:中橋徹也(地域交流センター理事、防災担当)
第一セッション(北海道新得町町長の実体験を基にシナリオシュミレーション設定のWS)  
 本ワークは、平成28年台風10号大雨災害の際に浜田町長が決断されたことをもとに作成した。
Q1:まもなく夜になるが、避難者を増やすために、ペットの持ち込 みを許可するか否か。する場合の職員への指示は? しない場合 の避難者を増やす方法は? その他の検討課題は?
Q2:8月に入って4つ目の台風で、4時から集合の職員に疲労感が。
 29日12:45帯広広域測候所から30日夜から31日未明に見込みとの予想が出され、予測雨量は300o。この時点で一旦職員を自宅待機にしますか? する場合自宅待機にする職員の範囲は?
 しない場合は職員に出す指令案を書いて下さい。
第二セッション 講演「新得町長は、その時こう対処した」  北海道新得町長 浜田正利
・ 新得町は日高山脈の東側斜面に位置している。
・ 日本の南で複雑な動きをした台風であり、数日間、西寄りの進路を通った後、東寄りに進路を変え、北上し、8月30日18時前に岩手県大船渡市付近に上陸。1951年(昭和26年)に気象庁が統計を取り始めて以来初めて東北地方の太平洋側に上陸した台風となった。この珍しい進路に苦労させられた。
・ 長く続いた大雨のため、JR下新得川橋梁が崩壊するなど大被害となった。また、神社橋取付の崩壊場所から車両が転落し、死者一名となった。住家被害は、全壊2戸、半壊7戸、一部損壊8戸、床上浸水4戸、床下浸水9戸。農地浸水は211ha。道路決壊3か所、洗堀29ヵ所、路肩崩壊8か所。橋梁損壊・崩落・流出など12か所。河川決壊27か所等々。断水:2,636戸、停電が一時的に町内全域で発生する等大被害だ。
・ 町の限られた人員と時間の中では、今回のような甚大な被害の場合には対応が困難である。
 早期のリエゾン(災害対策現地情報連絡員)派遣やTEC-FORCE(国交省緊急災害対策隊)の派遣により、町管理河川の被害調査を頂いたことに感謝したい。災害時には早期の現状把握に加え、復旧方法等の指導に協力が必要だ。また、調査方法や活用方法などの情報の事前収拾が不可欠だ。
・ 人的被害を出さないためには、明るい時間帯での避難対応が必要だ。河川上流部に雨量計も要る。事前の十分な訓練が不可欠だ。訓練を重ねて体で覚えておく必要がある。国・北海道・他自治体からの人的支援体制の構築。災害復旧工事の事務量は膨大で人的支援や復旧期間の延長が望まれる。
・ 上流側のダムなどの治水対策工事により大雨による洪水などは起こらないと考えていたことが今回の大災害の大きな要因になった感があり、自然災害に対する抜本的な見直しが必要と思われる。

所感:地球温暖化ばかりではなく、地震・大雨・地すべり・雷・火山等々、日本はますます自然災害大国になっている。「堤防への過信と油断」は、都市部も地方も中身は異なるものの深刻な状況である。東京一極集中は最も厳しい状況と推察されるが、人口減少の進む地方においても厳しい状況だ。国、自治体、市民、企業の連携で、安全で持続可能な地域づくりを祈念したい。

2018年06月05日

第23回全国首長連携交流会 〜市町村長の交流・連携が社会を変える〜

第23回全国首長連携交流会

〜市町村長の交流・連携が社会を変える〜

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日 時:2018年5月26〜27日   
 所 :政策研究大学院大学 
主 催:全国首長連携交流会
事務局:NPO地域交流センターhttp://www.jrec.or.jp/
1.開会挨拶 宮路高光共同会長、横道清孝政研大副学長
全国首長連携交流会は、「現場に答えがある」という信念のもと、全国の有志首長が集い、地域からのまちづくり、国づくりに向けて、本音の意見交換を行っている。
2.課題提起&全体討議
セッション1「交流連携で支え合う社会の構築を考える」
基調講演「市町村の交流連携の可能性」
 森民夫(前長岡市長、前全国市長会会長)
この会は1997年に2泊3日の合宿から始まった。そこで農業農村、教育、環境、公会計、川の活用、道の活用などを広く議論した。会の創立者・田中栄治氏は、日本の行政の縦割りの弊害を批判し、「縦割りの隙間に宝物が転がっている」と語っていたことが印象深い。単に批判するだけでなく、現場の声を十二分に聞いて、実態を把握し、改善に向けて努力を積み上げ続けたい。異なる個性を持った地域の連携・交流が刺激となって新しい活力が創造できる。地域間の交流・異業種交流・市町村長の連携と交流・縦割り政策の総合化が交流の普遍的価値だ。
実践報告「特産品相互取扱協定が目指すもの」  千代松大耕・泉佐野市長
 泉佐野市では相互に特産品を取り扱うこと、お互いのイベントでPRを行う「特産品相互取扱協定」を、全国46自治体と締結している。⒊市とは「災害相互応援に関する協定」も締結した。LCC航空の貢献が大きい。
課題提起「より多くの人を救いその命を守るために」
川崎 朗(元陸上自衛隊第6師団長、防衛相職員生協代表)
・ 東日本大震災における1.8万人の犠牲者を出してしまったが、避けられないものだったのか自問している。各機関の救助者数:自衛隊19,286人、警察庁3,749人、消防庁5,064人、自衛隊の
遺体収容数は9,408人となっている。自治体と各機関の連携が重要だ。
・ 首長が亡くなった自治体では復興が遅れた。「津波てんでんこ」の本質は、堤防への過信と油断を決して忘れないようにすることだ。
・ さらに被災者のケアが大きな課題となっている。今後、南海トラフ震災や関東大震災等が予想され、自助・共助の大幅な強化が必要だ。
基調講演「地方創生の課題〜今こそ自分たちの地域創生へ」
  椎川忍(地域活性化センター理事長)
 国の言うとおりにやる自治体では成り立たない。住民自治、横串人材の育成、地域経済循環を地道に行う必要がある。鹿児島の「やねだん」集落は地域課題を住民自治で解決した素晴しい事例だ!

2018年05月30日

専 門 家 と 市 民 による 豊 洲 会 議

 専 門 家 と 市 民 による 豊 洲 会 議

〜安全・安心な新市場の実現のため、SDGsの目線から考える〜

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日時:2018年5月19日    所:朝日新聞社東京本社
主催:「専門家と市民による築地市場の豊洲市場移転検証会議」実行委員会
主催者挨拶:寺西俊一実行委員長
・ 開場スケジュールに負けずに、将来展望を開こう!
講演: 楡井 久(NPO日本地質汚染審査機構理事長)
「単元調査法から見た豊洲新市場の地質汚染問題」
・ 宅地や工場敷地の汚染調査法には2種類ある。一つは地質汚染科学に沿った地質汚染単元調査法で、地下の汚染物質の存在状態を支配する地層ごとに診断するもので、汚染部位を科学的に検査する方法で、地下水の流れと汚染源の特定や汚染の広がりを把握することができる。
・ 他方は、土壌汚染対策法の調査方法で、地下から採取したコアから画一的に地表、50p、1m、2m‥‥と分析試料を機械的に採取するため、汚染部位の性状・汚染状況を正確には診断することができない。
・ 因みに、豊洲新市場敷地は、石炭を乾留化して都市ガスを製造した東京ガス工場跡地で、後者による調査では正確な診断は不可能である。
・ さらに、築地市場や豊洲新市場に想定される自然災害(地層の液状化・流動化・地波現象)とその2次汚染の危険性は驚くほどである。
・ 現在の豊洲の調査結果は、調査をしていないに等しく、現地把握には地質汚染単元調査法で再調査し、汚染状況把握が不可欠である。
講演: 水谷和子(一級建築士)
「拡散する汚染、健康被害がないと言えるか」
・ 豊洲新市場は汚染問題、アクセス、流通動線など解決不能な問題山積であるのに、10月11日の開始期日しか決まっていない状況である。東京都にウソが多く、法的にも手続き的にも問題が多い。小池都知事は、自ら安全宣言を出さず、国の認可に逃げ込もうとしている。余りに情けない!
・ 問題点を列挙すると、軟弱地盤、地下水位が高い、耐震護岸ではない、盛土なしの説明がない、遮水壁高さ不足、遮水壁と地下水位偽装、緑地下雨水抑制層と下水道法違反、ピット床追加対策の意味不明、不十分な汚染調査、土壌汚染隠し等々、余りにもウソと問題隠しが多すぎる!!!
講演: 藤原寿和(化学物質問題市民研究会代表)「有害物質による将来的な健康影響のおそれ」
・ 東京ガスはコークス炉を用いて石炭を乾留して都市ガスを製造していたことから、石炭ガスの製造工程で発生するタールスラッジにはベンゼンやベンゾピレン、シアン化合物が含まれていた。
 その他に、敷地内土壌中に水銀、クロム、鉛、カドミウムなどの有害物質や、地下空間の滞留水中にはモリブデン、バナジウム、ガリウム、スズ等25種類の重金属類が検出されている。
・ 敷地内から検出された化学物質の中で、人に対して明らかな発がん性物質、内分泌かく乱作用の疑いのある化学物質、子供の発達過程への影響のある物質が見られる。
・ さらに、想定されている都市圏直下型巨大地震による地下構造物や遮水壁、コンクリート床などの破損や地盤流動化によって地下に封じ込めたはずの汚染物質が再び環境中に流出する可能性を否定できない。また、地下で発生したガス状の物質や地下水中に含まれる有害物質が土壌間隙中を毛細管現象で、あるいは地震時の液状化による噴射に伴って地表に露出・噴出する恐れがある。
・ 健康リスクを「ゼロリスク」に近づけるため、「予防原則」を適用してリスク回避を講じるべき。

所感:食の安全安心は都民ばかりでなく、国民の最重要課題であるにもかかわらず、小池都知事は
解決回避に終始するばかりで、抜本的な解決に取り組む意欲も能力もない。問題は現状把握の調
査がなされていないことである。抜本的な状況把握調査と分析・解析を積み重ねて、豊洲新市場
の危険性を徹底把握し、築地市場再整備を慎重に進めることが望まれる。  

2018年05月29日

国民学校一年生の会同窓会「靖 国 神 社 見 学」

国民学校一年生の会同窓会

「靖 国 神 社 見 学」

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日時:5月18日 国民学校一年生の会同窓会に参加した。
市ヶ谷アルカディアで懇親会が開催され、その後、靖国神社の見学に。大鳥居前から東海林次男都歴史教育者協議会会長の丁寧な説明を頂いた。靖国神社の前身は東京招魂社で、戊辰戦争戦没者3588名を神として祀り、その後明治12年に、別格官幣靖国神社となった。明治政府と天皇のために戦って死んだ人だけが祀られた。日清戦争では1万4千人、日露戦争では8万8千人の戦没者、全国で10万世帯の遺族が生じる中、天皇と軍と神社を一体化し、天皇の名による戦争戦没者を神として称え顕彰する靖国神社は、侵略的軍国主義の高揚とともに、国家の軍事施設としての機能を全面的に発揮することになった。その付属施設としての遊就館は1882(明治15)年開設、国民に対する軍事的啓蒙施設として大きな役割を担った。敗戦後も、国家のために戦死した「英霊」を顕彰する場として、戦争を賛美した皇国史観の展示が多く、戦争責任に触れていないことが注目された。

2018年05月19日

江渡狄嶺「或る百姓の家」萬生閣、大正14(1922)年11月

江渡狄嶺「或る百姓の家」萬生閣、

大正14(1922)年11月

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序  ―本を出すまで―   
 私は今、40年の苦労を経て、漸く真に知るところあるの門戸に達した。
私は今、法然が念仏の一事に立った年に相当している。十余年前の生活
転換の時は若く、決して正しくない道を歩んできたとは思っていない。
その時は、人生も自然もよく知らなかった。そこで先ず、世界はこれだ、
人生はこれでなくてはいけないというものではないと理解してほしい。
私の播きつつある種子
 「百年後の日本」を考える。日本は本当に窮屈な国だが、百年後もそう
たいした相違があるものでもない。百姓として既に「現在の日本」の土地
上に、自ら将来のために種子を下しつつあるその事実について語ろう。
私は実地の百姓であって、農業のサーキュレーションの極めて長いことを知っている。数年前、或る新聞は、私のことを「変わった百姓」として書いたが、決して変わった百姓とは思わないが、「変わった種子」ではある。私は貧乏な小作百姓、その日暮らしの水飲み百姓だ。
或る百姓の家
 現在、私どものファミリーは9人、働き手は6人ある。6反少しの田畑と、フレーム30とを経営している。外に百羽以上の白レグ君と名古屋君、南洋アヒ君が6羽、兎公が3羽、朝鮮牛のプラオ君とその子、それに番犬阿彌公、猫の三毛君、かつては豚公もいた。山羊君と同居したこともある。
外に、臨時の家族がある。一緒に働きたいといって来る人も、生活や畑を見たいと来る人も。
私は、二宮宗は嫌いだが、二宮尊徳は尊敬する。百姓の仕事に、無知識、無経験、素手で始めた私
どもは、ずいぶん無謀なことであったと思う。それをやり通したのは、全く、私どもの信念であった。
百姓をしようとしても、家がなくてはならない。土地は必要である。幸か不幸か、小作人として、家と少しばかりの土地とが与えられた。徳富蘆花さんと鈴木金左衛門さんの骨折りの贈り物であった。
何も知らない百姓は、近所で麦を播けばその真似をし、サツマ苗を植えればその真似をして、漸く百姓仕事を覚えて行く。その間私どもの貧乏生活を助けてくれた恩人は、実に鶏君であった。鶏君を「私どものキリスト」と呼んでいる。今日まで彼の「十字架」で救われて来たことであろう。エスは、正しきものの祈りは必ず聴かるという。私どもの生活は無私有の生活である。労働祈祷の生活である。
促成栽培は、与えられんことを祈っていたフレームが与えられ、胡瓜と南瓜の収穫に狂喜した。百姓を始めて間もなく、手車の古いのを買った。不思議にも牛と牛車は同時に与えられた。私共の「生かされて、生きて行く」その生活の良心が、人類の道に、いささかもって提供寄与したいと思う。


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