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桜美林学園のお話

今年(2006年)桜美林学園は創立60周年を迎えます。そこで、この60周年を機会に桜美林学園の自校史や創立者である、清水安三先生、郁子先生にまつわるお話や清水安三先生Tシャツプロジェクトの同行をお伝えしていきます。

 たくさんのコメントをよろしくお願いいたします。


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安三先生の母 [2006年06月23日(金)]
こんにちは今日は昨日の続きの安三先生が除隊前に外出された、二泊めの話をしたいと思います

 見習仕官姿の安三先生を見た、お母さんはものすごく喜んで、村の人々を招き、まだ除隊もしてないのに祝杯をはられたとそうです。
 そんなお母さんに安三先生は
「実は‥‥」
 と切り出しました。
「おっかあ、わしはな、こんどシナ(中国)へ行くことになったんや」
 とお母さんにことの一部始終を物語り、
「しかしやで」
 と言葉を切って、
「おっかあが、さみしから行かんとけ、近江にいてくれと、たっていうやったら、わしはボリッさんの近江ミッションで働かしてもろうてよいのやで‥‥」
 するとお母さんは立ち上がって、言った、
「おまえはなんと、このクソババのわしのことが心配で、シナにもいけんのか。そんならわしは首を吊って死のうわいの。わしの事なんか考えんと、アメリカなとシナなと、どこへなっと行け」
と立て続けに言うお母さんの言葉を聞いて、思わず、
「おっかあ、お前はなんと、藤樹のおかあさまより偉い女じゃなあ‥‥」
と言ったそうです。こんなイイお母さんに育てられ、安三先生は育ったんですね

 人間は、本当に周りの人々の影響を受けて育っていくんだなと改めて感じる話でした、これからも人と人との繋がりを大切にして生きていきたいなとしみじみ思いました