北海道道南の旅(4) [2018年10月15日(Mon)]
北海道道南の旅(4) 奥尻島紀行-1 奥尻島は道南の「せたな港」、「江差港」からフェリーでそれぞれ90分、120分の距離にある島で、大きさは北方領土をふくめて北海道5番目、12km四方の広さで、島で一番高い山 “神威山カムイヤマ”も584mで、テーブルマウンテン状に島全体が丘に覆われている感じです。 道南と違い熊や毒蛇はいません。 奥尻島の歴史は古く、島の成立は5億年も前で、人間の足跡は8000年前からだそうです。 学校は小学校2校、中学校1校、高校1校 ホテルは湯浜に1つだけ 私は奥尻島が東日本大震災より18年前の平成5年夏の夜に7.8Mの地震と大津波に襲われたことを忘れていましたが、今度の旅行でその津波は東日本大震災と同様に凄まじい津波だったことを知って衝撃をうけました。 バスガイドの説明で大津波の速さは時速500kmと聞いたときは、まさか未来のリニヤー新幹線と同等のスピードではないか? と疑問を持ち、帰宅後、調べたら深さ2000mの海で起きた大津波は500km/hに達するとありました。平成5年7月 12日22時17分に起きた北海道南西沖地震が2000m の海底で起きたのかどうかわかりませんが、津波が想像以上の速度で襲うことあるのはたしかです。また、藻内を襲った大津波は高さ30mだったそうです。 奥尻島南端の“青苗港”周辺は地震発生5分後から西側に大津波、東側は道南に反射した大津波と往復ピンタ式に津波をうけ一瞬のうちに200人余の命を奪われました。 続く 文責 荒川 |
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wild river
at 09:00