遠州三山めぐり(15) [2018年02月03日(Sat)]
遠州三山めぐり(15) 鳳来寺-1 愛知県新城市門谷字鳳来寺の鳳来寺は真言宗、本尊は薬師如来のお寺ですが、ここは鳳来寺というよりは「鳳来寺山東照宮」の所在場所としてより有名です。 徳川3代将軍家光が慶安元年(1648)日光東照宮に参拝した折に「東照社縁起」を読み、初代家康の出生と三河国設楽郡鳳鳳来寺との縁に感銘し鳳来寺本堂の修復とあわせて薬師堂の再建を発願、それにあわせて新たに東照宮の創祀を計画し造営事業を進めたが、志半ばで薨じたため4代家綱がこれを引き継いで慶安4年(1651)竣成しました。 鳳来寺山のバス駐車場に着き山道を歩いて参拝するのですが、紅葉が素晴らしいのと、東照宮の石垣が城の石垣同様の築造で、400 年も前に人里から遠い山中に、これ程の大規模な建築物とその基盤を造成する徳川家の権威には圧倒されます。 遠州の旅だから、まさか長野県の昼神温泉に泊まるとは思ってもみませんでした。この温泉は10年以上も前に花桃といって実はとらず専ら花をみせる「桃の花」の撮影で泊ったことのある温泉で昔の面影はあるものの、すっかり容姿を変えていました。それにしても高速自動車網の構築は目を瞠るばかりです。 長野県の昼神温泉から一直線一気に愛知県までバスで南下し、いよいよ鳳来寺に到着です 続く 文責 荒川 |
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wild river
at 09:00