催しもの (75)テーマ川柳「猫」 [2016年04月25日（Mon）]
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テーマ川柳「猫」 今週の産経新聞の川柳のテーマは「猫」でした。 今、日本は猫ブームで、実際に猫を飼う家庭が増えているほか、猫に関する本や猫グッズも良く売れているし、猫カフェーもあります。 選者と評は 神奈川大学教授の復本一郎氏ですが、イラストと短い文(五七五）は皆川が追加しました。 天 「娘らの猫なで声に諭吉消え」 上尾市 相川敦美様  ＜評＞「猫なで声」は、媚びを含んだ声音。風俗店の描写でしょうか。ために１万円札が飛ぶように。 地 「漱石さんより売れてそうネコの本」 堺市 萩野富幸様  ＜評＞本家のロングセラー「吾輩は猫である」を凌駕するような勢いの「ネコの本の大ブームです。 人 「猫にすりゃ手を貸すほどの義理は無い」 奈良市 伊藤敏彦様  ＜評＞「猫の手を借りたい」ですね。人間は勝手な生き物ですので、ひとつ大目に見ていただければ。 「ゴミ出しがあれば夫にニャンの語尾」 川崎市 大平小鈴様  猫なでの 声でやさしく お願いニャン♪ 「倦怠期猫を通して会話する」 奈良・下市町 熊谷禎弥様  大声で 猫に話しを する振りで 「名を付けぬ猫で漱石有名に」 三原市 藤井嘉幸様  名無しでも 戒名ぐらい 欲しかった（ニャン） 「猫の恋ペットボトルで邪魔をする」 寝屋川市 片岡洋介様  本当は ボトルがあっても 関係ない 「猫舌も大丈夫です熱いキス」 大阪・熊取町 井本健治様  くれぐれも 焼けどせぬよう ご注意を 「犬よりも言うこと聞かぬ猫が好き」 東京・荒川 諏訪克己様  へつらわず あの冷たさが 魅力です 「漱石もびっくりぽんの猫ブーム」 堺市 ひろまさる様  訓練も 散歩も不要で おおはやり 「ネズミ捕る仕事はせずに今ペット」 東京・大田 毛利志げ子様  ネズミなど 見たこともなく 捕れません 「長寿猫抱え先には死ねません」 川崎市 原紀子様  お互いに 長生き競争 いたしましょう 「横綱も勝を求める猫だまし」 松戸市 中原政人様  堂々とした 取り組みを して欲しい |
Posted by
皆川眞孝
at 09:00
