八重山列島紀行 西表島 (1) [2016年03月28日(Mon)]
八重山列島紀行 西表島 (1) 「イリオモテヤマネコ」で有名な島ですが、現地案内人の話では夜行性で滅多に姿を見せることはなく住人でも見た人は少ないということでした。 環境省も島も保護にはお金を注ぎこんでいて、既存道路のヤマネコ横断用として地下暗渠を設けるのに4〜5千万円の経費を要したとの説明がありました。 私たちが行った場所は新設中の道路で、既存の道路に暗渠を造るよりは安くできるそうで、コンクリート製5〜60cm直径の丸い立派な暗渠がみられました。 このような保護措置をしているのは、イリオモテヤマネコが絶滅危惧種の貴重な生物だからだと思いますが、案内者は冗談まじりにこの島では人間より大事に扱われてると話してくれました。 イリオモテヤマネコは体長およそ60cm、目撃情報があるとそこに赤い表示板を環境省は立てていますが道路が主だと思います。 自動車道路には広い大きな歩道がみられましたが、歩道ではなく運転者が野生動物を見つけ易くするためでした。 さて、西表島へ渡った目的はヤマネコではなく島を縦断する「仲間川」を遡行してマングローブなどを見学するためです。 続く 文責 荒川 |
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wild river
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