カラカラ詐欺 [2013年02月04日(Mon)]
カラカラ詐欺 TVの「実録あなたもこうして騙される」という番組でいろいろな詐欺の手口を紹介していました。このブログの「悪徳商法事例集」シリーズで紹介したものが多いのですが、目の前で自動車を盗まれる「カラカラ詐欺」は初めてでした。自動車を運転する人は注意が必要ですので、ご紹介します。(皆川) (実例) 主婦Aさんがスーパーで買い物をして、自分の車の置いてある駐車場に戻ってきました。エンジンをかけて車を動かすと、運転席の反対側の車輪から、カラカラという聞きなれない音がしました。パンクでもしたかと、慌ててサイド・ブレキーをかけて、外にでて車輪を確かめました。車輪には、薄い鉄の板が張り付けられていて、それが地面を擦る時に音を出したようです。その時です。突然男が反対側の運転席に入り込み、車を運転して、アッという間に走り去ってしまいました。車輪の横にいたAさんは、呆然としてそれを見送るだけでした。 車は、数時間後に見つかりましたが、中に置いてあった、現金やクレディット・カードの入った財布が消えていました。 (ひと言) ☆誰でも、車から異音がでていれば故障かと思ってチェックします。そこをついた、巧妙な自動車泥棒です。 ☆TVでは、タレントに対して事前に知らせないで実際に同じ手口を試してみたところ、タレントはまんまと引っかかりました。車を追っかけたり大声をだすことを忘れ、なにが起こったかわからず呆然としていました。 ☆予防策は、ただ一つ。車から出るときは、エンジンを止めてキーを抜いて持っていくことです。 ☆ちょっと車の外に出るとき、短時間だからと、エンジンをかけたまま外へ出る人がいます。車が坂道で動き出すこともあり、危険です。必ず、エンジンを止めて、ハンドブレーキをかけて、キーを抜くことを習慣づけましょう。 |
Posted by
皆川眞孝
at 09:00