映画「あなたへ」 [2012年08月28日(Tue)]
映画「あなたへ」 先週土曜日に公開された映画「あなたへ」を日曜日に見てきました。 この映画は、たまたま新聞広告で知りました。81歳の高倉健が6年ぶりに主演、降旗康雄が監督した、いわゆるロードムービーだというので、面白そうだと思ったからです。 あらすじは次の通りです。 主人公(高倉健)の倉島英二は富山刑務所で木工技術を教える技官で、妻(田中裕子)を病で亡くした。死後、妻・洋子が遺言として故郷の海に散骨を希望していたのがわかる。故郷は長崎県平戸。自分の車を改造して、妻と旅をする計画だった英二は、一人で車で長崎を目指す。旅の途中で、洋子と過ごした日々を思い出したり、 同じく妻を亡くしてキャンピングカーで放浪の旅をする男(ビートたけし)、地方を回って弁当を販売する二人組(草g剛、佐藤浩市)に会い、心を通わせる。そして、目的地に到着したが漁港の組合長からは散骨を断られる。その日は台風が直撃し、食堂を経営する女性(余貴美子)とその娘(綾瀬はるか)に世話になる。。。。。。はたして無事に散骨ができるだろうか? 主人公の車は富山を出発して、大阪、兵庫(竹田城址)、下関、門司とゆっくりと進んで、平戸に到着します。 兵庫の竹田城は、天空の城と言われる古城で、滝廉太郎の荒城の月の舞台の竹田城(豊後国・岡城)とは違います。 洋子は、もと童謡歌手という設定で、この竹田城での天空コンンサートで「星めぐりの歌」(宮沢賢治・作詞作曲)を歌う場面が一つのハイライトです。 (星めぐりの歌のYouTube) http://www.youtube.com/watch?v=q0gQSKKjh9M ラストがややご都合主義で納得性に欠けますが、人との出会いと別れを丁寧に描いている映画です。 若い人向けの映画ではありませんが、愛する人との別れが多い私達と同じ世代には、お勧めできます。 予告編は次の公式サイトで見られます。 http://www.anatae.jp/ (文責:皆川) |
Posted by
皆川眞孝
at 17:00