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多摩丘陵にある日野市三井台、ここに住む高齢者のクラブ・三井台南窓会の会員が中心になって作っている団体ブログです。地元の季節毎の写真、南窓会の活動報告、会員の旅行記、俳句、地域の情報など、多様な記事が満載です。
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今月の俳句(平成24年7月) [2012年07月17日(Tue)]
俳句サークルの「今月の俳句」
(平成24年7月)

今月句会の兼題は「夕立」です。メンバーは兼題の句と自由題の句を合わせて3句以上持ち寄りました。メンバーの句をそれぞれ1句ずつ掲載します。
また、藤戸さんに、前回と同じく、それぞれの句について講評を書いていただきました。俳句を読む時の参考になりますので、これも合わせて掲載します。
なお大森さんが体験見学のために参加しました。9月より正式にメンバーになる予定です
<メンバーの句>
「夕立や異国の軒に雨宿り」
池内薫

ikoku.jpg

異国とはどこの国でしょうか。作者にお聞きしましたら、グアム島のスコールに遭った時のことだとのこと。亜熱帯地方のスコールは、日本の夕立とは比べものにならないぐらい凄まじいものだそうです。旅先で物凄いスコールに遭遇し、止む無く雨宿りしたその心細さ、驚き、戸惑いまでが伝わってきます。
欲を言えば、その物凄さを(雨宿りではなく)写生すればもっと良い句になったと思います。

「風渡る谷戸一面に花菖蒲」
小野 洋子

s-P1020020.jpg

谷戸(やと)とは、谷と谷の狭間にある集落のこと。私達の住むこの地区も昔はまさしく谷戸だったのです。日野はもう谷戸としての面影はありませんが、この句が詠まれた場所はまだ谷戸として残った場所だったのでしょう。そこに爽やかな風が吹きわたり、一面に咲いた色とりどりの菖蒲の花が、一斉に揺れている美しい、そして心が安らぐ景が浮かぶ佳句だと思います。

「歳古りて見つけ四つ葉のクローバー」
木村 朋
clover.jpg

幼い頃から折にふれ四つ葉のクローバーを探した経験は多くの方にあるでしょう。そして又それを見つけた人は少ないかも知れません。作者は歳をとってから偶然に見つけたのかもしれません。そこに嬉しいような、ちょっと淋しいような、もっと若い時ならと残念に思う気持ちやら、複雑な感情がよく表現されています。
さらに「歳古りて」が曖昧なので、具体的な年齢を詠めば読者への感動がもっと強く伝わることでしょう。

「観音像仰ぎてごろり夏芝生」
皆川 眞孝

芝生.jpg

初夏の乾燥した芝生は気持の良いものです。そこにごろりと寝転んで見上げる大きな観音様はきっと慈悲深い微笑みをたたえて見守ってくださっていたことでしょう。
初夏の明るい日差しの中、芝生に横たわってくつろぐ人々の楽しげな会話まで聞こえてくるようです。

「夕立に磐梯の峰かくれけり」 
佐藤 朋子

yudachi.jpg

磐梯は福島県の北部、猪苗代湖の北に聳える1880メートルの活火山。
会津富士とも呼ばれる名峰です。その磐梯に夕立が降り、瞬く間に雨に
その姿が隠されてしまった景を詠まれました。
雄大な磐梯を隠してしまうほどの夕立の大きさ、激しさを思い浮かべました。

「客を呼ぶほほづき市のいなせな娘(こ)
宮崎 和子

hoozuki.jpg

先日、南窓会のバスツアーで訪れた浅草寺のほほづき市で詠まれた句。
市の売り子の女性達は、黒い胸当て、股引、祭り鉢巻をきりりと締めて、
それはそれは江戸っ子だい!といういでたちでした。
その威勢の良い呼び声、客との駆け引き、ほほづきの鉢を下げて行き交う
人ごみと賑わいが浮かび上がってきました。
もっと言えば、いなせな恰好をしていたのは、女性だけではありません。
男性だっていなせなお兄いさんの恰好をしていましたが、ここはやはり
女性のいなせな姿が効いています。

<リーダーの句>
「さっぱりと町を洗ひて夕立過ぐ」
藤戸紘子
rainbow2.jpg

(皆川コメント)
今月は「夕立」の兼題で苦労しました。夕立が上がった後、空気が洗われて少し涼しくなった情景を俳句にしようとしましたが、私にはうまく詠めません。藤戸さんはその感じを「さっぱりと町を洗う」と表現していて、さすがと感心しました。この俳句の中に虹は詠んではいませんが、私には夕立の過ぎた後に虹が出ている風景がぴったりの俳句だと思い、虹の写真を選びました。
Posted by 皆川眞孝 at 09:00
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