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多摩丘陵にある日野市三井台、ここに住む高齢者のクラブ・三井台南窓会の会員が中心になって作っている団体ブログです。地元の季節毎の写真、南窓会の活動報告、会員の旅行記、俳句、地域の情報など、多様な記事が満載です。
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「白洲正子特別展」(補足) [2011年05月01日(Sun)]
「白洲正子特別展」世田谷美術館(補足)

菊間さんがブログで世田谷美術館の「白州正子特別展」を紹介してくれました。
(次をクリックhttps://blog.canpan.info/nsk/archive/1061

4月24日の日曜日に、早速行ってきました。世田谷美術館には以前行ったことがありますが、いつも空いているという印象でした。この日は天気もよく、展覧会の企画が良かったのでしょう、とても混んでいました。


白洲正子については、白洲次郎と結婚した文化人というくらいの知識しかありませんでした。白洲次郎は、吉田茂の側近としてマッカーサーと渡り合い、「従順ならざる唯一の日本人」とマッカーサーが評価したという伝説が残っています。白洲次郎・正子が住んでいた町田市の「武相荘(ぶあいそう)」にも行ったことがあります。
白州正子は、樺山伯爵の次女で幼少から能に親しみ、14歳で女性として初めて能舞台に立ったそうです。白州次郎と結婚した後も、日本文化への愛着が強く、各地の寺社を訪問し、多くの紀行文を発表しています。
2010年は白州正子生誕100年にあたり(正子は平成9年に88歳で亡くなっています)これを記念して白州正子が訪問した寺や神社にある仏像・神像や宝物を展示したものです。

展覧会というと、画家にスポットを当てたもの(例:ルノワール展)や、海外美術館から日本に持ってきた作品の展覧会(例ルーブル展)がおおいのですが、このような一人の美術愛好家の目でみた作品を集めた展覧会は珍しいと思います。
白洲正子の本から引用した文を同時に展示していますので、比較しながら見ると興味深いのですが、表示が小さくて、しかも節電で館内が暗くてあまりよく読めないのが残念でした。

パンフレットから、展示作品を数点紹介します。


菊間さんのブログに出ていた「明恵上人樹上座禅像」(京都・高山寺)(国宝)


十一面観音立像(三重・観菩提寺)(重要文化財)



十一面観音坐像(岐阜・日吉神社)(重要文化財)



狗児(京都・高山寺)(重要文化財)


美術館では見られない仏像・神像が多く、量・質とも見ごたえのある展覧会でした。
シニア割引で入場料は1000円です。
菊間さんのアドヴァイスに従って、展覧会を見る前にレストランの予約をしておきましたが、見終わってからでも待たされました。(文責:皆川)

Posted by 皆川眞孝 at 08:31
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