ひまわりの花 [2009年08月28日(Fri)]
ひまわりの花 「明野のひまわり」をご存じでしょうか。 場所は山梨県北杜市明野町浅尾にあります。 ここは茅ヶ岳南面の高原を走る「茅ヶ岳広域農道」の両側に広がる広大な耕地を利用して、現在60万本(10本/1uの計算で)のひまわりが植えられていて、全国的に名が知られつつあるひまわり名所です。 8月一杯「明野サンフラワーフェスティバル2009」が行われています。 遅きに失した感がありますが訪れてみましたので以下に紹介させて頂きます。 なお、アクセス方法などの詳細は 北杜市のホームページ をご覧願います。 作曲家の團伊玖磨氏によると、“洋の東西を問わず、向日葵の花は太陽を向いて廻ると伝えられてきたが、これはコロンブスがアメリカ大陸原産のこの花をスペインに持ち帰り、その後全世界に拡がるとともに拡がった噂であり、伝説であって、研究の結果太陽を追って回転しないことが判明した。 ただし、発芽の頃から蕾の頃までは太陽を追って廻っていて、開花期が近付くと次第に首振りの振幅を狭めて、花弁が見える頃に東を向いて止まり咲き続ける。 東面する理由は夜露に濡れた花が早く乾き病原菌の蔓延を防ぐためと言われている。”ということです。 太陽を背にカメラを構えると沢山の向日葵(ひまわり)が一斉にこちらを凝視する感じで、この感じはひまわり独特のものです。 上下写真は: 新たに造成された向日葵畑 遠くに散水が見える 茶色の畑も、やがて向日葵畑に転用されると思われる。 上の写真は: 茅ヶ岳 下の写真は: 月見草 ひまわり畑の周辺に咲き誇っている 『閑話休題』 ひまわり畑の北に八ヶ岳によく似た「茅ヶ岳」が大きく横たわっています。 地元ではニセ八つ と呼ぶこともあります。 この山の標高1704m 山好きの人なら誰でも知っている≪日本百名山≫の著者[深田久弥]の終焉の山としても有名です。 明治39年に日本山岳会が誕生して昭和の初期まで、世に山を紹介し、山をこよなく愛し、山に情熱を注いで登山方法の普及・改良に努め、あるいは未踏のルート開拓などに挑んだ先駆者はおしなべて高学歴のインテリで、深田久弥氏も東大を中退こそしたもののその一人でしょう。 私は深田久弥は山を純粋に愛した、高潔な情熱家だと尊敬し、日本百名山は不朽の名著だと思います。このブログをアップするときに不図、深田久弥の人物像を調べたところ、東大在学中に二人の女性をめぐり不倫騒動を起こし、しかも最初の恋愛相手の書いた小説の焼き直しで文壇の評価を確立したが、女性の告訴で真相が世間周知となり、一時世間から抹殺されていた。しかし、山仲間・文学仲間の友人先輩(小林秀雄等)に一喝され見事に立ち直り、日本百名山の名著を生むに至ったという。 深田久弥氏の意外な過去に驚きましたが、それでも私の氏に抱くイメージは少しも変わりません。 [後記] 自宅をマイカーで9時頃出発して10時半に現地着、時期としては八月も終わりに近く撮影対象としてあまり期待しないで行ったのですが、北杜市のHPでいう農村公園の14・15・16番の向日葵はまだ見頃でした。 現地で野菜を買い、双葉SAで昼食をとり、巨峰ぶどうのソフトクリームをたべましたが、これはお勧めのソフトです。それにゴールデンピーチ黄金の桃を販売していましたが、これは身分不相応と止めて2時30分帰宅 |
Posted by
wild river
at 07:00
こんなに沢山のひまわりは実際に見たことがありません。綺麗ですね。パソコンをスクロールしながら、何度も楽しませていただきました。月見草と澄んだ青空に秋も見せていただきました。
ありがとうございます。
宮ア