催しもの (75)御岳山のレンゲショウマ [2009年08月25日（Tue）]
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御岳山のレンゲショウマ 御岳山は青梅市に在り、標高929mの所謂低山ですが、豊富な植物の見られる山域です。 特に「レンゲショウマ」は5万株ほども咲き、日本一と言われています。 8月1日～31日の期間「みたけ山レンゲショウマまつり」が行われていますが、今年はこのお祭りを始めて10周年の記念すべき年だということです。山域にはレンゲショウマのほかに沢山の花が咲き乱れていますが、 今回はレンゲショウマに限り紹介させていただきます。  上の写真は： 山の斜面に咲くレンゲショウマ レンゲショウマは漢字で[蓮華升麻]と書きますが、葉がショウマのようで、花がハスに似ていることから名ずけられたということです。  初めてレンゲショウマを見たとき、可愛らしいシャンデリアにも似た姿に魅せられ、自然界に最初から存在したものではなく、人間が好みに合わせて改良した花ではないかしらと思いました。自然は人間の及ばないすばらしい存在だと改めて思います。  レンゲショウマは日本特産の多年草で花言葉は｢伝統美｣、 別に｢キレンゲショウマ｣という黄色の花がありますが、 レンゲショウマがキンポウゲ科なのに対して、こちらはユキノシタ科で形はまるで違いますが、それなりに美しく絶滅危惧種に指定されています。  レンゲショウマは東北地方南部から近畿地方の太平洋岸の温帯域に分布しているそうですが、 何故、御岳山に大群落が見られのかは不明です。 昭和記念公園の花木園でも見られます。  下の写真 ：キンシカラマツソウ 日光白根山の登山の折りに泊まったペンションでこの花を見たときにレンゲショウマに似ていると思いました。キンポウゲ科だからでしょうか。 後記： 御岳山のレンゲショウマは一見に値すると思いますので是非八月中にお出かけになったらと思います。 私は撮影のときに三脚が人々の邪魔になるのを心配して、マイカーで自宅を六時に出発し一時間を要して七時にケーブルカーの起点、滝本駅についたのですが、7時30分の始発を待つマイカーの4番目でした。 ケーブルカーは6分で424m上の御岳山駅に到着します。 そこからは2～3分でもうレンゲショウマの楽園に到着できます。 御岳山駅に降りると目の前にリフトの乗り場があります。 リフトの全長98mと短く、僅か50m上がったところに大展望台駅みえていますが誰一人それを利用するものはいません。というのもレンゲショウマを追いかけて斜面を登ると労せずして山頂に達するからです。 カーナビは電話番号 0428-78-8128 で設定できます。 バスはJR青梅線 御嶽駅 から発着、滝本駅まで8分です。 |
Posted by
wild river
at 11:30
写真を見ていただき有難うございます。写真は現場の模写に過ぎないから、音・香・風・などを想像して貰わなければならないので、全く不十分です。にも拘わらず、目を通していただき、これほど嬉しいことはありません。