静岡・愛知・岐阜・滋賀 四県城跡巡り (25) [2019年06月30日(Sun)]
静岡・愛知・岐阜・滋賀 四県城跡巡り (25) 犬山城-1 犬山城は尾張と美濃の境、木曽川の川べり高さ88mの断崖上に立つ城で、江戸時代の学者荻生徂徠が揚子江の断崖上に立つ城・・詩人李白の詠った白帝城に因んで名づけた白帝城の別名がある城です。 天守外観は三重で内部は四階、野面石積み5mの上に高さ19mの天主閣が建っています。 築城年代は古く、室町時代文明元年(1469) 尾張守護職織田敏広の弟広近が応仁の乱の最中に砦を築いたのが始りといわれています。 慶長5年(1600) 関ヶ原の役では西軍の拠点になりましたが生き延びて江戸期元和3年(1617) 尾張藩家老成瀬正成が城主となるや明治4年(1871) の廃城に至るまで成瀬家の居城でした。平成16年3月まで個人所有の国宝でしたが同年4月公益財団法人に移管されました、 続く 文責 荒川 |
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wild river
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