悪徳商法事例集(163)アポ電話 [2019年03月23日(Sat)]
悪徳商法事例集(163)アポ電話 独立行政法人国民生活センターから見守り新鮮情報が届きました。 新聞やTVで報道されているように、最近は事前に電話をかけてお金があるか聞きだしてから、強盗に入るケースが増えているようです。殺された高齢者もいます。電話で警察や役所からと言っても簡単に信じないようにしましょう。本当にいやな世の中になったものです。(皆川) ________________ 「アポ電」かも… 知らない番号からの電話に出るのは危険 ____________ <事例1> テレビの制作会社を名乗る人から電話があり、「所得は500万円より上ですか」などと聞かれたが、「答えられない」と言って電話を切った。後日警察の協力団体を名乗る者から、「テレビ番組に関して電話がなかったか。捜査で押収した名簿に名前が登録されている」という電話があった。(70歳代 女性) <事例2> 消防署の職員を名乗る人の電話で、「一人暮らしか」と聞かれ、「はい」と答えてしまった。「災害時にすぐに救助できるように確認している」と言われたが不審だ。(女性) ============== <ひとこと助言> ☆実在する機関や企業、家族をかたり、家族構成や資産状況等を聞き出そうとする「アポ電」と思われる電話に関する相談が寄せられています。 ☆着信番号通知や録音機能を活用し、誰からの電話か分かった上で電話に出るなどしてトラブルを避けましょう。 ☆心当たりのない着信に出てしまった場合も、「○○です」と自分の名前を名乗らないことが大切です。家族構成や資産状況を聞かれたら、会話を続けず、すぐに電話を切ってください。 ☆特に高齢者等に対しては、家族はもちろん地域でも、身近な人を見守り、様子の変化などに気をつけましょう。 ☆不審な電話があったら、すぐに警察や消費生活センター等にご相談ください (警察相談専用電話「#9110」、消費者ホットライン「188」)。 |
Posted by
皆川眞孝
at 09:00
あの手この手で個人情報収集と、それを基にした犯罪、本当に嫌な世の中です。世界の国の幸福度ランク58番と先進国の中で最低だそうですが、このままでは国の品格が落ちる一方ですね。