真田氏御屋敷公園 (1)
[2017年06月20日(Tue)]
真田氏御屋敷公園 (1) 真田氏御屋敷公園は長野県上田市真田町本原2984-1にあり眞田昌幸(信之・幸村の父)の居館のあった所です。 上信越自動車道を上田菅平ICで降り国道144号を群馬県境にある鳥居峠に向かい北東に進むと2kmほどで真田氏発祥の郷の表示が目につきますからゆっくり進み、真田氏歴史館の矢印のところで右折すれば辿りつけます。 先般NHKからこの御屋敷公園の山つつじが映像紹介されましたが、大河ドラマ「真田丸」の余韻が残ってるところで行って見ることにしました。 御屋敷はずっと古い昔から地元で御屋敷と呼んでる地域で、永禄年間、真田昌幸が上田城落成後そこに移るまで住んでいた居館の跡地で広さは東西150〜160m,南北130m、標高は800m弱で屋敷の周囲には土豪が築かれ、北西には大沢川(現在は小川)が低い位置に流れて自然の要害を成している地形です。御屋敷の散策を終えて帰宅するとき急坂を自動車で下りながら、よくこんな場所を選定したものだと素人目でも実感しました。 戦国時代、山城を拠点とする小大名(豪族)は山城と居館を使い分け、平時は居館住まいをして有事には城に立て籠もるという生活様式をとっていたようです。 真田氏の居館跡はここしか発見できず、中世豪族の居館跡を知る上て貴重な価値を持つといわれています。 居館内の南側の大手口近辺は山つつじの名所で地元では“三ツ頭つつじ園”と呼んでいますが、名前の由来は聞き漏らしました。 続く 文責 荒川 |
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wild river
at 09:00