四国周遊 愛媛県道後温泉 [2016年06月13日(Mon)]
四国周遊 愛媛県道後温泉 道後温泉については温泉を有名にした一人の偉大な人物を抜きに語ることはできません。 彼の名は伊佐庭如矢(いさにはゆきや)本名成川斧右衛門 この人については“NHKぶらタモリ”で詳しく紹介されました。 伊佐庭は明治23年(1890)道後湯之町初代町長に就任するや当時荒れ果てて疲弊の極に達していた温泉観光地のシンボル道後温泉本館を建替することを決意し、総工費135000円の 予算を計上しました。明治初期、小学校教員初任給8円の時代ですから、まして貧窮の町には財源もなく町を挙げての大反対に遭いました。 伊佐庭は「百年経っても真似のできないものを作ってこそ意味がある」と言って説き伏せ、城大工棟梁坂本又八郎の設計施工で壮大な木造建築の粋たる「道後温泉本館」を完成させました。道後温泉の復活繁栄の基礎ができたのは伊佐庭の決断の賜物だといえます。 伊佐庭如矢は金刀比羅宮禰宜も勤め、幕末から明治の大教育者であり、松山城の存続にも貢献した人です。 終わり(次は愛媛県松山城へと続きます) 文責 荒川 |
Posted by
wild river
at 14:00
コメントを有難うございます。
ちょっと北海道へ旅行をしていてお礼が遅れてしまいました。
悪しからずご了解のほどをお願い申し上げます。