CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
多摩丘陵にある日野市三井台、ここに住む高齢者のクラブ・三井台南窓会の会員が中心になって作っている団体ブログです。地元の季節毎の写真、南窓会の活動報告、会員の旅行記、俳句、地域の情報など、多様な記事が満載です。
<< 2019年11月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
藤戸 紘子
今月の俳句(令和元年十一月) (11/20) 荒川 健三
今月の俳句(令和元年十一月) (11/20) 荒川 健三
横浜イングリッシュガーデン (5) (11/20) ミセスミヤ
横浜イングリッシュガーデン (5) (11/19) 荒川 健三
長野県の旅 (10) (11/14) 皆川
長野県の旅 (10) (11/13) 荒川 健三
菊花展 (4) (11/09) ミセスミヤ
菊花展 (4) (11/09) 荒川 健三
長野県の旅 (6) (11/05) ミセスミヤ
長野県の旅 (6) (11/05)
最新トラックバック
月別アーカイブ
認知症高齢者と地域 [2016年03月27日(Sun)]
認知症高齢者と地域


日老連の保健委員会が、「認知症高齢者を地域で支えるために」というテーマで講演会を3月23日に開催したので、聞いてきました。
講師は、NPO「暮らしネット・えん」(埼玉県新座市)の代表・小島美里氏でした。小島さんは、認知症の人のためのグループホームやデイサービス、居宅介護支援を運営しているNPOの責任者です。
今回の講演は、認知症にならないための話ではなくて、認知症の人をどのように支えるかということがテーマでした。
私たちも、いつ認知症になるかも知れません。また、周りにも認知症の人もいるでしょう。経験豊富な小島さんのお話は、具体的で参考になりますので、要点を報告します。(皆川眞孝)
ninchi2j.JPG

<認知症は症候群のこと>
認知症とは知能が様々な原因で持続的に低下した状態で、慢性あるいは進行性の脳の疾患によって生じ、記憶、思考、見当識、概念、理解、計算、言語、判断など多数の高次脳機能障害からなる症候群(WHOの定義から)
ひとつの病気ではなく、脳血管型(脳梗塞、脳出血など)、アルツハイマー型(神経変性疾患)レビー小体型、前頭側頭型、その他さまざまな病気から発生し、症状もいろいろある。
残念ながら現在の医療では、認知症の進行を遅らせることができても、治療はできない。

<認知症の人を支えるための家族の心構え>
1. 過度に認知症を恐れない。(歪められた情報に振り回されない)
2  認知症の人だからといっても、何もかもわからない、という訳ではない。
3. 「わたしバカになった」と認知症の人にも病感がある。
4. 「できなくなったこと」を指摘しないで、「出来ること」」を見つけてあげる
5. 介護の仕方で認知症が治ることはない。(介護が不十分だったと罪悪感は不要)
6. 家族はそのとき出来る限りのことをすればよい。
7. 家族は「治療者」にならないほうが良い。(家族はどうしても感情的になりやすい)
8. 介護サービスや周囲の助けを上手に使う。(あまり隠したり、遠慮しないこと)
9. 「最後まで自宅で家族介護」が良いとは限らない。
   (本人も施設にいた方が幸せということもある。)

<認知症の人への対応の心得>
三つの「ない」が大切
1. 驚かせない
2. 急がない
3. 自尊心を傷つけない
fig_nc_105.gif


<具体的な対応の7つのポイント>
1. まずは見守る
認知症と思われる人に気づいたら、本人や他の人に気付かれないように、一定の距離を保ち、さりげなく様子を見守る。

2. 余裕をもって対応する
こちらが困惑や焦りを感じていると、相手にも伝わって動揺させてしまう。自然な笑顔で応じて安心してもらうことが肝心。

3. 声をかける時は一人で
 複数で取り囲むと恐怖心をあおり混乱しやすいので、一人で声をかける。

4. 後ろから声をかけない、遠くから声をかけない
 一定の距離で相手の視野に入ったところで声をかける、かなり近づかないと意識されないことがある。唐突な声かけは禁物。「何かお困りですか?」「お手伝いしましょうか?」「どうなさいましたか?」「こちらでゆっくりどうぞ」など。

5. 相手の目線に合わせて優しい口調で
 相手が小柄な方の場合は、体を低くして目線を同じ高さで対応する。

6. おだやかに、はっきりした滑舌で
高齢者は耳が聞こえにくい人が多いので、ゆっくりとはっきりした滑舌を心がける。早口、大声、甲高い声でまくしたてないこと。その土地の方言でコミュニケーションをとることも大切。

7. 相手の言葉に耳を傾けゆっくり対応する
  認知症の人は急がされるのが苦手。同時に複数の問いに答えるのも苦手。相手の反応を伺いながら会話をしよう。たどたどしい言葉でも、相手の言葉をゆっくり聞き、何をしたいのかを相手の言葉から推測、確認する。
kaigo.JPG

<認知症の人と介護家族を支えるために>
1. さりげなく適切に見守り支える
2. 認知症介護経験者は「自分の方法」を過度に押し付けない
  (人により症状も対処方法も様々であるので、一つの経験が有効とは限らない)
3.「徘徊」らしい人を見つけたときは、家族に連絡
     (過度にならないお節介)
4. 認知症カフェやボランティアに参加しよう
ninchi3j.JPG

Posted by 皆川眞孝 at 09:00
この記事のURL
http://blog.canpan.info/nsk/archive/2822
コメントする
コメント
明平様
   森山良子の「あれ、あれ、あれ」という歌、軽快なメロディーで、内容は深刻でもユーモアたっぷり、楽しい歌ですね。
ご紹介、有難うございました。
皆さんにも聞いていただきたいと思いました。
皆川眞孝
Posted by:皆川  at 2016年03月28日(Mon) 12:44

皆川さま
よく分かる文章ので理解できました。
これを見てください。
https://www.youtube.com/watch?v=k-to2kRZSa4
Posted by:明平暢男  at 2016年03月27日(Sun) 17:47

皆川さま
このように有用な講演を聞いて、わかりやすくまとめて提供してして頂きとても有り難いです。認知症にならないためのお話しではなく、支える場合の心得は今後誰にとっても必須の知識になると思います。
みなさんのために労苦を厭わずブログ掲載をして頂き感謝のほかありません。
Posted by:荒川 健三  at 2016年03月27日(Sun) 14:08

プロフィール

三井台南窓会(日野市老人クラブ)さんの画像
リンク集
http://blog.canpan.info/nsk/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/nsk/index2_0.xml