防犯チェックポイント(1) [2014年02月22日(Sat)]
防犯チェックポイント(1) 2月15日号広報「ひの」に出ていましたが、昨年の「母さん助けて詐欺」の詐欺被害は日野市内だけで38件、被害総額1億5000万円に及ぶそうです。「私だけは大丈夫」と楽観視していた人でも、いざ子供(を騙る人)からの電話で、「親心スイッチ」がONになって、「なんとか助けてあげたい」という気持ちになり、詐欺に引っかかってしまうケースが多いそうです。 2月の日野市老人クラブ連合会の評議員会の席上で、日野警察の係官が上記を説明して、警視庁作成の「防犯チェックポイント」という小冊子を配布しました。 皆さんに参考になることが多いと思い、内容を紹介します。(皆川) 振り込め詐欺 オレオレ詐欺(その1) ○○警察の△△です。 ●「あなたの口座が振り込め詐欺に使かわれています。このままだと、預金が下せなくなります。銀行協会の職員を伺わせます。」 ●「拾得物の中からあなた名義のカードが出てきました。」 などと言って言葉巧みに通帳とキャッシュカードを受け取りに来ます。 ●さらに、「手続きをスムーズに行うため」などと言って キャッシュカートの暗証番号を聞き出します 防犯対策 ☆誰であろうと、キャッシュカード、通帳を預けてはダメです。 ☆警察官が電話で暗証番号を聞くことは絶対にありません。 ☆電話帳や番号案内で調べた電話番号に連絡して担当者に確認しましょう。 (先方が告げた電話番号を鵜呑みにしないで) ☆不審な電話を受けたら、すぐ警察に連絡しましょう。 オレオレ詐欺(その2) 息子や孫をよそおい 「風邪を引いた」「電話番号が変わったので登録しておいて」と電話の後、 ●「会社のお金が入ったバッグを電車内に置き忘れた」 ●「友達の借金の保証人になっていて、支払わなければいけない」 など、お金が急に必要になったと告げ、「振り込みを依頼したり」、「知人(バイク便など)に取りに行かせるから渡して」と自宅等で現金の手渡しを指示します。 防犯対策 ☆電話でお金を要求されたら、詐欺を疑いましょう。 ☆特に「携帯番号が変わった」は要注意です。「風邪を引いた」などと言って、本当の息子の声と違うことをアピールすることもあります。 ☆家族で合言葉を決めておき、あわてずに確認しましょう。 ☆不審な電話を受けたら、すぐ警察に連絡しましょう。 (続く) |
Posted by
皆川眞孝
at 09:00