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多摩丘陵にある日野市三井台、ここに住む高齢者のクラブ・三井台南窓会の会員が中心になって作っている団体ブログです。地元の季節毎の写真、南窓会の活動報告、会員の旅行記、俳句、地域の情報など、多様な記事が満載です。
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博物館に初もうで [2013年01月14日(Mon)]
博物館に初もうで

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新聞に「博物館に初もうで」という東京国立博物館の広告がでていました。それに誘われて上野の国立博物館へ1月10日に行ってきました。
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新春特別公開されているのは、長谷川等伯の「松林図屏風」と尾形光琳の「風神雷神図屏風」です。
ポスターのキャッチコピー「トーハクで過ごすお正月」は、等伯と東京国立博物館(東博)の両方を意味しているようです。
これらの絵画は、本館に展示してあります。
P1030021.JPG

長谷川等伯の松林図屏風(安土桃山時代)は、日本水墨画の最高峰といわれる国宝です。近くで見ると、あまり良さがよくわかりません。少し離れてみると、霧の中に松林が浮かび上がってきます。遠い木、近い木、それぞれが濃淡の墨で描かれ、本当に松林の中に迷い込んだ気持ちになり幻想的です。
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尾形光琳の風神雷神図屏風(江戸時代、18世紀)は、俵屋宗達のオリジナル(17世紀)の模写だそうで、重要文化財です。俵屋宗達の風神雷神図屏風は、現在京都国立博物館にあるそうです。以前、宗達、光琳、酒井抱一の三作品を並べてみせる展覧会があり、比較して見たことがあります。模写とはいえ、それぞれ顔の表情とか、雲の濃淡が微妙に違っていて、面白いと思いました。
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巳年にちなんで、蛇がでている絵画や巳神の彫刻などが特別展示されている部屋もありました。本館2階をざっと見るだけで、約2時間かかり疲れてしまいました。リニューアルされた東洋館は、見なかったので次回はぜひ覗いてみたいものです。

70歳以上は、入館料が無料となっていました。数年前からだそうですが、今回初めて無料で入場しました。係りの人の話では、70歳以上の方がもっと気楽に来てほしいそうです。遠くへ行かなくても、こんなに立派な博物館があるのですから、もっと利用したいと思いました。
「ゆりの木」というホテル・オークラ直営のレストランがありました。これも新しくなっていて、昼食をリーゾナブルな値段で、楽しみました。
東京国立博物館のホームページは次をクリックしてください。
http://www.tnm.jp/

帰りに、東京駅で途中下車して、新しい駅舎を見てきました。これについては、宮崎さんと荒川さんがブログに詳しく載せてくれています。オープン当時の混雑はなく、ゆっくりと建物の内と外の威容を見られました。
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(文責:皆川)
Posted by 皆川眞孝 at 08:00
この記事のURL
https://blog.canpan.info/nsk/archive/1592
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コメント
皆川様
映画館、博物館とよくお出かけになりますね。足腰良くなられたのでしょうか。
私は10日に湯島聖堂と神田明神に出かけたのですが、カメラを忘れていました。ブログに載せられず申し訳ありません。
明神様の参道の脇に親戚の家があり、戦争中の子どもの頃遊んだ場所でした。
天野屋という甘酒の老舗がありますが、紙コップの立ち飲みで350円、
商いの原点を忘れたのか?不愉快でした。
等伯の松林図屏風,昔、この博物館で見たことがありました。その頃は、今のように展覧会が混むこともなくゆっくり観賞できたのですが。

近頃、内外の名画の展覧会の広告が多いですね。好奇心旺盛の高齢者が増えているのでしょう。
Posted by:菊間敏夫  at 2013年01月16日(Wed) 09:31

皆川さま
タイトル「博物館に初もうで」にひきつけられて読みました。
日本は富める国ではないと思いますが、国宝・文化財は結構あるのですね。新東京駅舎をグループで撮影に行ったとき、60年ぶりに二重橋広場で楠正成像の前に出たとき還暦年代の人たちは[クスノキマサシゲ]と読めないし、知らない人物、年長者の私が引っ張りだされ南北朝時代の解説をさせられる羽目になってしまいましたが、それにつけても、1941年に勃発した戦争の犠牲は余りにも大きいと思いました。
Posted by:荒川健三  at 2013年01月14日(Mon) 11:14

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