長野七味温泉の旅 [2012年06月18日(Mon)]
長野七味温泉の旅 「また処かへ行きたいわねえ」の会話から、旅行社が送ってくるパンフレットをあれこれ探して、JR大人の休日の「秘湯の宿・七味温泉3日間」に友人と行くことになりました。添乗員なしの旅です。乗車券と旅の案内が送られてきました。 6月13日〜15日は梅雨時でもあり天候は自称「天気女」の私にまかせてナンテ言っていましたが心配でした。でも当日はなんと雨が止んだじゃありませんか。81才×3名で長野新幹線(あさま)の車中の人となりました。目的地が近づくにつれ青空が広がってきました。 長野駅の改札口にホテルの人が迎えに来ていました。ホテルのバスに乗り込んで総勢20名参加だったことが分かりました。 長野市→須坂→中野→山田温泉→七味温泉とバスに一時間ちょっとガタガタ揺れながら山を上り八滝を右手に見たり、雷滝の説明を聞いたりして七味温泉ホテル渓山亭に到着しました。 七味温泉ホテル渓山亭の玄関 休憩して早速温泉に浸かりました。浴室の扉を開けるとプーンと硫黄臭が鼻を突きます。内湯は白く濁っていますが、チラチラ白い湯の花が浮かび半透明のお湯です。 露天風呂は白く濁っています。湯量豊富なまさに掛け流し温泉です。温度もよし良いお湯です。 泉質は単純硫黄泉・含硫黄ナトリュウム、カルシュウム泉 効能は糖尿病、リュウマチ、高血圧、坐骨神経痛など沢山で忘れました。 お湯の中の周りの岩に触ると、手や足裏が黒くなります。温泉成分に硫化鉄が含まれているからでしょうか。 インターネットより 此処は長野県北東部、上高井郡高山村大字牧、標高1300m、志賀高原の南に位置します。 松川渓谷の上流最深部で七味温泉が一般車両の行き止まりになっています。 少しひらけた河原に沿って佇む三方を山に囲まれ、一方は善光寺平につながっている、閑静な温泉地でした。 泉質の異なる七つの源泉があり、それらを混ぜ合わせて使っていることから、七味と呼ばれているようです。此処には3軒の宿があったようですが、湯元の牧泉館という宿が最近経営者の高齢化でリタイアして閉じてしまったようです。現在はこのホテル渓山亭と紅葉館の2軒となっています。 1日目の夕食は囲炉裏料理で、炭火が真っ赤におきてイワナが串に刺してあり、新じゃがと、ねまがりたけがそれぞれ串に刺して網の上に載っていました。 山菜の天ぷらや信濃牛など美味しくいただきました。こごみやわらびなど久しぶりでした。(写真など忘れて完食)炭火で焼いたイワナが格別でした。 翌日はオプションに参加の申し込みをしていたのですが、なんと申し込み者が少なく取りやめになってしまいました。今朝も青空が広がっています。81×3は途方にくれました。 で宿の人に「前の橋を渡り右手を行けるところまで行ってみたら」と言われて出かけました。 門を出ると少し高い蝉の声が湧き上がるように聞こえてきました。春蝉(松蝉)でしょう。心にしみいるようです。 橋の左手・川下 橋を渡り右に折れますと、道が舗装してないのです。川上に向かって歩き始めると立派な碑が立っていました。万座街道?万座温泉の方に抜ける?へえー!と地図を思い浮かべました。だらだら坂の砂利道で広さはあるのですが、でこぼこして滑りそうで早く歩けません。 何時もみなみが丘から三井台の地区センターまで歩きなれている私は、お蔭でさまで何の苦もなく坂道を歩けました。 急に左手奥から私を威嚇するように、グワッ、グワッ、グルルルと大きな音!もうびっくり!姿が見えないのですが蛙でした。何度も鳴きます。友達が「オスとメスがいるのよ。二種類の声だもの」と教えてくれました。「お邪魔しました〜」と言ってそこを離れました。やがて小さい橋を渡ると視界が開け松川渓谷上流が見えてきました。音が急にザーザーと大きくなりました。 そういえば昨日食事のとき、この松川は温泉の成分が多くて魚が住めないと聞きました。 時折吹いてくる風が何とも言えません。空気がおいしーい。白樺の白い幹が緑の中でひときわ映えます。 もう少し上流へと思ったのですが、足元が悪いので怪我をしたら救急車もなかなか来ないかもと、後ろ髪を引かれる思いで戻ることにしました。 |
Posted by
ミセスミヤ
at 08:00
つたない記事に、コメントをありがとうございます。
菊間さんは紅葉の季節においでになったのですね。春も見事な桜があると聞いてきました。ただ車がないと私たちのようになるところです。温泉はお薦めいたします。ホテルの裏庭で狸が昼寝していたと友人が言っておりました。今回が3回目の3人旅行となります。みんなの体調を考慮しながら、秋は82×3で旅ができることを願っております。
宮ア