2011 高幡不動のキノコ(2) [2011年09月08日(Thu)]
2011 高幡不動のキノコ(2) 高幡不動の裏山をキノコを探して歩いたのは1時間余ですが、多種のキノコを見られたのは予想外でした。 カビと微小なコケの撮影に新境地を開いた伊沢正名(いざわまさな)先生がキノコにのめり込んだ動機について本の中でこう語っています。 「“死”というものは、多くの人がそうであるように、私にも何か得体の知れない恐怖を感じさせるものでした。 動物は死に、樹々もやがて枯れ、それらは腐って土に還っていく。しかし、その後には新しい生命が芽生え、再生を繰り返していく。そんな様子を自然の中に入り込んで目の当たりにしていると、自分自身信じられないくらいあっさりと、腐ることは汚くない、死ぬことも大切なのだと思えるようになりました。 菌類による分解と再生を取り込んだ自然観は、神や信仰にも匹敵する大きな存在であり、私の人生観を変えてしまったのです。」 因みにキノコはそれ自体で完結した生き物ではなく、本体は糸のような菌糸が集まった“菌糸体”で、カビもその仲間で菌類と呼ばれています。 菌類は動植物に匹敵するほどの大生物群だそうです。 上の写真のキノコは直径3〜4p、下のキノコは1〜2p 上下キノコとも2pほど 「毒々しいキノコは毒」・「柄が縦に裂けるキノコは食べられる」は嘘 ! 上の白いキノコはピンポン玉くらい 上下とも1pほどの小さなキノコ 続く |
Posted by
wild river
at 07:48
キノコから自然の偉大さを感じ生死を考える伊沢先生は、哲学者です。、
大きさを書てあるので、想像できます。食べられそうなのもありますね。
2番目のキノコはプリンみたいです。
皆川