宮崎の周産期医療
[2008年10月31日(Fri)]
西日本新聞の「ひとこと」に、宮崎の
周産期医療のことが出ていました。
そのまま紹介します。
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「死を無駄にしないで」という遺族の思いは、
いったいどこへ向かえばいいのだろう。
2年前、奈良県で、脳内出血のため意識不明に
なった女性が、約20もの病院から受け入れを
断られ死亡した。そしてまた、同様の出来事が
東京で起きてしまった。
根本に医師不足があり、救急患者の「最後の
とりで」となる総合周産期母子医療センターの
態勢強化も、すぐには難しいだろう。
「まずは病院間の連携を深めるべきだ」という
主張があるが、そうした組織間の連携と合わせ、
医療者同士の連携も見つめ直してほしい。
例えば、医師や助産師に聞くと、お互いへの
不信感を感じることが少なくない。
それぞれの質の向上を目指しながら、
協力していく意識と仕組みを整えることは、
難しいこととは思えない。
宮崎県では年1回、ひむかセミナーという
2日間の勉強会を開いている。
医師や助産師、看護師、医大生たちが
気軽な格好で参加し、自由に意見を交わす。
「宮崎の周産期医療のために頑張ろう」と
誓い合う。
現実はそんな生易しいものではないという
意見もあるが、できることをやらなければ
何も変わらない。
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周産期医療のことが出ていました。
そのまま紹介します。
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「死を無駄にしないで」という遺族の思いは、
いったいどこへ向かえばいいのだろう。
2年前、奈良県で、脳内出血のため意識不明に
なった女性が、約20もの病院から受け入れを
断られ死亡した。そしてまた、同様の出来事が
東京で起きてしまった。
根本に医師不足があり、救急患者の「最後の
とりで」となる総合周産期母子医療センターの
態勢強化も、すぐには難しいだろう。
「まずは病院間の連携を深めるべきだ」という
主張があるが、そうした組織間の連携と合わせ、
医療者同士の連携も見つめ直してほしい。
例えば、医師や助産師に聞くと、お互いへの
不信感を感じることが少なくない。
それぞれの質の向上を目指しながら、
協力していく意識と仕組みを整えることは、
難しいこととは思えない。
宮崎県では年1回、ひむかセミナーという
2日間の勉強会を開いている。
医師や助産師、看護師、医大生たちが
気軽な格好で参加し、自由に意見を交わす。
「宮崎の周産期医療のために頑張ろう」と
誓い合う。
現実はそんな生易しいものではないという
意見もあるが、できることをやらなければ
何も変わらない。
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