不便な仮設 地元意向より「実績優先」(選挙対策)
[2016年07月10日(Sun)]
参院選の投票日に、知ってほしいことがあります。
7月3日の西日本新聞の池田剛記者の記事です。
上位下達 不便な仮設
地元意向より「実績優先」
急ピッチで建設が進む仮設住宅は、被災住民の自宅からは
遠い。「なしてあんな不便なとこに」。評判は芳しくない。
住民批判の矢面に立つ自治体職員は、独り言だから
書かないでと言いながら、こらえきれない思いを吐き出す。
被災した集落近くに仮設住宅を整備する地元の意向は、
国や県の担当職員から門前払いされた。
国や県は、早期着工にこだわった。
「避難所生活が長引き健康被害や死者が出たら、あなた、
責任とれるんですか」と自治体職員はすごまれた。
(不便な仮説住宅で、孤独死が出たら、国や県の担当者は
責任がとれるのかと、私は言い返したい。)
「参院選で『仮設何戸を整備しました』とアピール
してもらいたいわけよ。」
住民の不満を受け止める市町村職員は、国や県の連中の
実績づくりの下働きをさせられる。
地震発生当初、政府は自治体の要請を待たずに
物資を送る「プッシュ型支援」に踏み切った。
「プッシュ型にも、良いのと悪いのがある。
仮設の話は典型的な中央の押しつけ」と自治体
職員は言う。
今日は、参院選の投票日。私は、たとえ1票でも、
この押しつけの背景にある「政治的配慮」に関わらない
投票行動をしたい。
選挙で終わりではなく、選挙から始まる行動をしたい。
7月3日の西日本新聞の池田剛記者の記事です。
上位下達 不便な仮設
地元意向より「実績優先」
急ピッチで建設が進む仮設住宅は、被災住民の自宅からは
遠い。「なしてあんな不便なとこに」。評判は芳しくない。
住民批判の矢面に立つ自治体職員は、独り言だから
書かないでと言いながら、こらえきれない思いを吐き出す。
被災した集落近くに仮設住宅を整備する地元の意向は、
国や県の担当職員から門前払いされた。
国や県は、早期着工にこだわった。
「避難所生活が長引き健康被害や死者が出たら、あなた、
責任とれるんですか」と自治体職員はすごまれた。
(不便な仮説住宅で、孤独死が出たら、国や県の担当者は
責任がとれるのかと、私は言い返したい。)
「参院選で『仮設何戸を整備しました』とアピール
してもらいたいわけよ。」
住民の不満を受け止める市町村職員は、国や県の連中の
実績づくりの下働きをさせられる。
地震発生当初、政府は自治体の要請を待たずに
物資を送る「プッシュ型支援」に踏み切った。
「プッシュ型にも、良いのと悪いのがある。
仮設の話は典型的な中央の押しつけ」と自治体
職員は言う。
今日は、参院選の投票日。私は、たとえ1票でも、
この押しつけの背景にある「政治的配慮」に関わらない
投票行動をしたい。
選挙で終わりではなく、選挙から始まる行動をしたい。