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臓器提供を撤回する自由 [2010年09月25日(Sat)]
 保険証が新しくなりました。

 裏面に、臓器提供の意思を示す欄があります。

 私は、家族に、お任せしたいと思います。

 体の一部が、誰かの中で、生き続けてほしいと
思うのか。

 脳死という「死」を、受け入れられないのか。

 その時、家族が、どういう状況にあるのか、
想定できないからです。

 毎日新聞に、日本臓器移植ネットワーク
朝居コーディネーターが、「命に寄り添って…」
というコラムを書かれています。

 9月22日の見出しは、「臓器移植を撤回する自由」
でした。一部を紹介します。

 脳出血で妻が脳死の状態になった男性は、
 承諾書の「提供する臓器」の欄に、
 腎臓(右・左)とあるのを見て、

 「妻に一つ残してあげたい。
  (提供は)どちらか一つでもいいですか」

 と問われました。

 腎臓や眼球など二つある臓器は、どちらか
 一つの提供も可能です。

 本人は、臓器提供意思表示カードに
 すべての臓器を提供すると書いていましたが、
 高齢の母親のことを考え、

 「心の宿る心臓はそのままにしたい」と
 肝臓や腎臓の提供を承諾した家族もいました。


 意思表示カードには、すべて提供と書いても、
家族の意思も尊重してもらえるんですね。

 (財)宮崎県腎臓バンクは、県健康増進課内にあります。

 ホームページもできました。

 福島コーディネーターの「関係者の思い」を紹介します。

 近年、人工透析の性能が向上し、腎不全の患者さんの延命に
 多大な効果をもたらしていますが、腎機能を完全に代行する
 ことはできません。薬剤や機械での治療方法に限界があり、
 健康な腎臓と交換することが唯一の根本治療です。

 臓器移植は、医師や患者さんだけでなく、第三者の善意による
 臓器提供がなくては成り立たないので、医療の枠組みを越え、
 社会的な意味合いを強めていると言えます。

 日本は移植の開始こそ世界と肩を並べていながら、
 むしろ移植医療が遅れているのが現状です。

 移植医療については、賛否両論です。移植コーディネーターとは、
 「提供したい」「提供したくない」どちらの意思も尊いものとして
 受け止める、中立の立場にありますが、「提供したい・誰かの役に
 立ちたい」と思う方や、ご家族がいらした場合、尊い意思を無駄に
 する事がないよう、献腎を待っている方に、大切にお届けする
 橋渡しをいたします。


 私は、意思表示カードを記入して、家族とコーディネーターに
お任せしようと思います。
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