宮崎のファミリーハウス
[2010年03月08日(月)]
3月8日の西日本新聞に、九州各県のファミリーハウスの
情報が掲載されていました。
当事者にとって、とても大切な情報だと思うので、
宮崎県に関連する記述を、全文紹介します。
自宅を離れて病院で闘病する子どもとその家族のための
滞在施設がある。
「ファミリーハウス」などと呼ばれ、九州では1995年に熊本と
福岡に生まれた。運営に関わるのは、わが子を看病した経験
のある親、子育ての先輩である主婦、そして、家族とともに
病気と闘う医療者たち。15年たって、ハウスの輪は広がっている。
日向灘に注ぐ川沿いの住宅街。宮崎市にあるマンションの一室が、
昨年10月に宮崎に初めてできたファミリーハウスだ。
南向きの6畳間が二つ。持ち主が無償提供にもかかわらず改装して
くれたため、室内は明るい。台所には炊事道具、洗濯機もある。
「ドアを開けたとき、戻ってきたかのようにひと息ついてもらえれば」
そう話すのは運営に当たる吉野智子さん(42)。白血病だった次女を
2歳7ヶ月で亡くし、6日で丸5年となった。
福岡市の九州がんセンターで骨髄移植を受けたあとの合併症だった。
わが子が病になれば、親としては最善を尽くしてあげたい。
しかし、専門の小児医療機関は限られている。
自宅を離れてつらい治療と向き合う心身の負担、経済的負担への
共感がファミリーハウスを生んだ。
吉野さん自身、5ヶ月間の付き添い中、がんセンターのそばにある
ハウス「あいのいえ」に助けられた。


