土呂久鉱害に学ぶ修学旅行
[2009年06月05日(Fri)]
私は、バイオグラフィに、こんなことを書いています。
平成元年 公害課で土呂久公害担当になる。
対県交渉で「患者を背に国に向って」と言われ、
心の中でうなずく。
通算で7年間、土呂久鉱害を担当した私は、今日の西日本
新聞の記事が気になりました。
土呂久鉱害を学ぶ修学旅行は、いいと思います。
私が、土呂久鉱害から学んだことは、10年後、20年後に、
歴史から評価される仕事をしようということでした。
その後、NPO担当を、通算5年間、経験しましたが、
「3周遅れでも、トップについていく」気持ちは、土呂久から
学んだことだったのだと、あらためて思いました。
環境学習の修学旅行として、初めて土呂久を訪れたのは、
東京の私立開成高校の2年生です。
この国の行く末が、グラグラしている時に、これから、この国で、
大事な仕事に就く若者が、土呂久の地を訪れました。
この若者たちは、きっと、人として大切なことを、歴史から
学んでくれると思います。