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全国初の「がんワクチン外来」 [2008年12月05日(Fri)]
 12月4日の西日本新聞の一面の見出しに
引き付けられました。

*****************************
 久留米大 がんワクチン外来設置

 全国初 来春から 保険外診療
******************************

 がんでワクチンと言えば、丸山ワクチン。
結核の患者に、がん患者がいないことから
開発されたワクチンですが、今だに、試験薬。

 私は、十数年前、兄のために、日本大学まで
説明会を受けに行って、1回目の試験薬を
もらいました。

 その後、毎月、Dr.の所見(効果不明)を
送ると、次の試験薬が、かかりつけ医に
送ってきます。
 実費で、一万円ちょっとです。

 さて、久留米大医学部では、来年4月に
「がんペプチドワクチン外来」を設置し、
全国で初めて治療を始めるようです。

 医療保険は使えませんが、患者が利用
しやすいよう、実費程度の治療費とするとのこと。

 記者会見した薬師寺学長は、

「年間33万人ががんで亡くなっており、
 どの医療にも見放された”がん難民”も
 社会問題化している。

 患者の生活を少しでも良くできるよう、
 ワクチンという新たな選択肢を提供したい。」

と述べたとのことです。

 『C型肝炎や肝硬変、肝がんの各患者
  計30名に投与した結果、新たに発がんした
  患者は5年間でゼロだったなど、
  有効性も確認している。』

とも紹介されています。

 がんワクチン療法は、副作用が少なく、
他の療法とも併用できます。

 開発された伊藤教授は、14年前に
C型肝炎にかかり、インターフェロンによる
投薬治療で、担当医が驚くほどの早さで
完治したものの、副作用のつらさは
聞いていた以上で、「拾った命」の恩返しとして、
研究に一層打ち込むようになったとのこと。

 ガン患者や家族にとって、これからがん患者に
なる人(つまり男性の2人に1人)にとって、
「あきらめない」選択肢が増える嬉しいニュースです。
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