企業から提出された協働事業のテーマ
[2009年08月10日(Mon)]
西日本新聞の全面広告を見て、驚きました。
「企業から提出された協働事業のテーマ」が
並んでいました。
残念ながら、福岡県の話です。
福岡県のホームページには、こんな説明が出ています。
[NPO・ボランティアの皆さんへ] 社会貢献活動に取り組む
企業との協働事業の企画案を募集します!
福岡県では、NPO・ボランティアと企業、行政など多様な
主体との協働による新しい社会づくりを目指しています。
その取組の一つとして平成21年度から、NPO・ボランティアと
企業との協働を進める「NPO・企業による元気なふくおか
共創事業」を実施しています。
本事業では、県が調整役となって、企業からの協働事業の
テーマ募集、それに対するNPOからの企画案募集、面談の
場の設定などを行います。
また、事業の各段階において、新聞やホームページなどの
広報媒体を活用し、NPOと企業による協働の取組を広く県民の
皆さんに公表していく予定です。
今年5月、NPO・ボランティアと協働して取り組む事業のテーマを
企業から募集したところ、9社から16件のテーマが提出されました。
ついては、NPO・ボランティアの皆さんから、このテーマに対する
協働事業の企画案を募集します。それぞれの団体の持ち味を
活かした、アイディアあふれる企画案をお待ちしております。
正直な感想は、福岡県は、協働事業に、予算をかけてるな
ということ。でも、ちょっと、使い方が違うんじゃないという気がします。
でも、協働事業が、情報公開という点で、毎年、後退している県から
みると、うらやましい限りです。
1年目は、事業報告書まで公開されました。
2年目は、審査結果まででした。
3年目は、今のところ、募集までです。
行政は、前例をつくれば、踏襲されるもの
ではなかったようです。