宮崎のNPOの魂を伝えるブログ

　11月１５日（土）の西日本新聞の記事の「寝台車の宿」と
いう見出しが気になりました。

　ブルートレインの寝台車を活用したバイク旅行者向けの
簡易宿泊施設「ライダーハウス」が、来月、肥薩オレンジ
鉄道・阿久根駅にオープンします。

　熊本県阿久根市の活性化に取り組むNPO法人 Bigup
(ビゴップ)が設置、運営。国が助成する地方再生モデル
プロジェクトのひとつだと紹介されています。

　『ライダーハウスを核に、遊休農地を活用した滞在型農業体験
　 の提供や観光案内、地元住民との交流促進など、阿久根の
　 情報発信拠点を目指す。』とのこと。

　昨日のブログで紹介した脇坂先生の記事には

　『採算が合わないときに、その財源をどこからもってくるのか？
　　ということが、NPOでは重要な視点になります。』

とありましたが、九州新幹線の開通に伴って、採算の合わない路線を
JRから切り離した肥薩オレンジ鉄道の駅で、NPOが、どう動くのか
注目です。

　ちなみに、「地方再生モデルプロジェクト・応援募金タオル」の記事が
NPO法人のホームページに出ていました。

　『総事業費2,000万円の半分(1,000万円)を自己負担して阿久根の
活性化のために取り組むことになりました。』とのことです。