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A5月22日 Panasonic NPO サポート課題解決プロジェクト「第1回研修」 [2010年05月25日(Tue)]
5月22日(土)、協働ステーション中央にて、
Panasonic NPO サポート課題解決プロジェクト第1回研修」を開催しました。


Twitterでも報告&プロジェクト進行中→ハッシュタグ #pnpo2010


NPOの課題解決を目的にした約半年間の本プログラムの前半は、
マーケティングプロセスに則り、マーケティング施策をする研修となります。


2008年、2009年に引き続きNPOマーケティング研修の講師を担当するのは、
長浜洋二氏【NPOサポートセンター アドバイザー、公共経営学修士(MPA)】。
(長浜さんのブログ「飛耳長目:アメリカにみるNPO戦略のヒント
http://blog.canpan.info/hijichomoku/


第1回研修
・NPOマーケティング概論
・環境分析(内部環境分析 / 外部環境分析)



NPOマーケティング概論
「マーケティングとは?」と導入部分から始まり、マーケティングの定義や
歴史的背景を説明し、そして、今回の研修参加団体に共通する一つの
問題意識の中にある「NPOマーケティング」の必要性を今一度、
参加団体の皆さんに確認してもらいました。

なぜNPOにマーケティング視点が必要なのか。
間もなく4万団体に迫るNPO団体が、提供しているサービスの競合になる可能性があり
(特にサービスの分野別でみると、は全体の58%の団体が保健分野のサービスを提供!)、
また企業が公共サービスに参入していることが、強力なライバルになる可能性があります。

もちろん企業のCSRの一環の面もありますが、ビジネスノウハウを活用した
公共サービスであり、かつ資金が潤沢、またスキルフルな人材が集まっている企業の
動きからは目が離せず、一層NPOマーケティングの視点が必要となっています。



ワークショップ1「ステークホルダーの洗い出し」
さらに、企業の活動と大きく異なることが、サービスの受益者コスト負担者についてです。

企業の製品の購入者と、それを活用する消費者の多くは同一人物ですが、
NPO活動、特に国際協力の活動においては、海外で学校を建てる資金を負担するのは
日本人であり、その学校で勉強するのは現地の海外の子どもたちになります。

このようにNPOにおけるマーケティング施策を作成する前に、
もう一度、丁寧にステークホルダーを洗い出すことが必要です。

各団体で実施するワークショップなので、他団体の発表が
活動内容・規模の違いから一見参考にならないように思えるかもしれませんが、
共通部分や、社会を見る角度の違いにより、自団体に当てはめることのできる
新たな発見が多くありました。


・国際的な活動であっても地域の活動であっても、支援者と受益者が重なり、
 明確に線引きできない部分が共通している

・競合は団体や人だけではない。サービス提供の時間、サービス提供までの距離等。

・モレ・ダブリがないように、ワークをするときには工夫を。例えば階層的に書く。



環境分析(内部環境分析 / 外部環境分析)
今回の研修ではミッションへの共感を土台に、
「環境分析→市場の細分化→ターゲティング→ポジショニング→
マーケティング・ミックス(4P)→マーケティング評価」に則った施策を立てます。


まずは環境分析。
内部環境分析(自団体のプロフィールやミッションの分析)、
外部環境分析(マクロ環境・サービス受益者/支援者・競合 についての分析)の
考え方と手法について長浜さんから講義がありました。

環境分析において特に重要なポイントは、

マーケティング環境分析におけるSWOT分析をゼロから分析しないこと。
まずは分析前にテーマ、課題設定を決めてから取り掛かかる。
例えば3人で活動している団体は、規模の面では弱みかもしれませんが、
意思決定のスピードでは強みになります。
「会員獲得のためのSWOT分析」などテーマを決めてからはじめる。



ワークショップ2「PEST分析」
外部環境についてマクロに環境分析をするワークPEST分析を実施。
(政治:Political、経済:Economical、社会:Social、技術:Technological)

このワークでは団体毎ではなく参加者でチームを組み、
日本のNPOを取り巻く環境について分析。
現在は、政権交代、税制制度改革、経済の傾向、
インターネット環境の過渡期です。今一度、PEST分析が必要となります。


昨年度の研修で実施したPEST分析よりも、時代の流れに関して
良い意味で盛り上がりました。
現政権への期待、個人からの情報発信が容易になった
ソーシャルメディアをはじめとする技術革命を皆さん揃って発表。
まさに時代の過渡期に何ができるか、熱い意見交換の場になりました。



最後に講師の長浜さんからPEST分析のコツを。

・テーマの核となる中心情報は誰でも知っている。PEST分析において、
 周辺情報を知っていることが、 分析を深めることになり、
 定期的に効率よく情報収集する必要があります。

・PEST分析のワークに参加する人選については、客観的な立場で話せる人、
 活動に共感しているボランティア、学識経験者等、バックグラウンド多様な人選にすること。



第1回の研修は「NPOマーケティング概論 / 環境分析」で終了。
皆さまおつかれさまでした!



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6月5日「第2回研修」(準備中)
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