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NPO法人 さとうみ振興会

NPO法人 さとうみ振興会(さとうみしんこうかい)からのお知らせや、活動報告などを書いていきます。
当会のホームページはこちらです。
http://www.satoumi.org/


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熱中症予防声掛けプロジェクトに
賛同しています!
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広島県東部海域里海保全活動(緊急雇用対策事業)第6回安全講習会等の報告です! [2011年08月22日(Mon)]
今回の内容は、第6回災害防止協議会・安全講習会並びに国土交通省・広島県農林水産局水産課の担当官視察に対して海老干潟をご覧いただき各種ご報告しました。

◆日時
2011年8月10日(水)13時〜16時

◆場所
浦島漁業協同組合2階会議室

◆災防協、安全講習参加者 11名
浦島漁業協同組合代表理事組合長 吉岡照明/
土木指導員 大下裕文/水産指導員 山田寛/安全衛生推進室長 沖和夫/瀬戸内里海振興会専務理事 田坂勝/
檀上博/藤坂住吉/岡田和也/高橋郁磨/檀上憲生/檀上卓也

◆視察者
国土交通省中国地方整備局広島港湾空港整備事務所 池田朋広氏
広島県農林水産局水産課 斎藤貴行氏

◆内容
○「安全の誓い」を壇上卓也の指導のもと参加全員で唱和

1.第6回災害防止協議会報告として土木指導員大下裕文から報告
@8月の工程説明(海老呑人工干潟整備計画10,500m2)9月初旬まで継続
  砂移動、敷き均し、耕運、笹かけ設置

↓8月度工程表です↓



A今月の目標:熱中症の防止
こまめな水分補給及び各自の体調管理を行う。

B干潟環境調査:海老呑地区で8月29日予定

C災害事例2例を紹介し、注意喚起をした。

D熱中症の予防対策を説明した。
(1)水分、塩分補給 (2)湿度管理 (3)暑さに慣れるまでは作業内容に注意
もっとも注意すべきは各自の体調管理。睡眠不足や二日酔いに注意

E8月の安全運転管理:運行管理を徹底して、過労運転を防ごう
県内の事故に学ぶ:横断歩道を横断中の歩行者との交通事故
「急ぐのは乗る前に」 朝の通勤時などで所要時間を通常より5分短縮することは困難。出発時間を10分早めることは心がけ次第で何とかなるもの。心にゆとりが生まれて安全運転にもつながる。

2.広島大学 井関和夫氏・瀬戸内海区水産研究所 浜口昌巳 共著「周防灘中津干潟におけるアサリ漁場の復活に向けた干潟・海洋調査について」の中から当該事業の共通事例を山田水産指導員が紹介をしました。
◆概要
周防灘は、主に秋の鉛直混合期に底層の栄養塩に富んだ海水が表層に運ばれる。
この結果、秋(10月頃)に植物プランクトンの大増殖が起き、アサリの産卵が誘発され、干潟への着定量のピークが11月頃になるのが明らかとなった。
この地区は漁協がポンプ耕転並びに川砂を使用して約30cm程度の嵩上げを行った結果、現地盤高では着定量は多かったが、その後1カ月で密度が急激に低下したが、嵩上げ区では、密度の低下は緩やかであった。
現在の中津干潟か河川からの供給土砂が減り、アサリ漁獲量の多かった時期より地盤高が低下していると考えられる。ポンプ耕運を実施するとともに、川砂を利用した嵩上げ区を造成することにより天然発生稚貝の生残率の上昇・定着促進が可能となることが明らかになった。

そこで、当会事業に於いて以下の課題を踏まえ対応する必要があるのではないかと
議論された。
@人工干潟造成については、浚渫土並びに覆砂厚について陸域からの排水溝高さを考慮した勾配が必要であること。(広島県では地先から200m内造成が多く見られるが、それに、囚われない範囲設定が必要ではないか?
  百島海老呑み地区人工干潟事例
  問題点:行使漁協者の調整が必要

A不陸になっている人工干潟については、常に耕運し、良好な環境に維持すること。
  海老地区人工干潟事例
  問題点:漁業組合員の高齢化に伴うサポーター制度の導入

B岩質の上に造られた人工干潟については、定期的に栄養塩を補給する工夫が必要
  灘地区人工干潟事例
  問題点:浚渫土の利用が考えられるが、土木工事となり、漁業組合員のみでは困難、企業の支援も必要

C造成されて間がない人工干潟について覆砂の移動が見られるので、その対応が必要
  戸崎地区人工干潟事例
  問題点:施行後(5年以内)発注者は、手直しを検討し予算化が可能か
  
D当該海域は、稚貝放流(他県・自県)時期前に耕運しており、稚貝搬入時期の不確定さから、早期に稚貝団地(第2の山波)を検討するために、海老呑地区人工干潟において、稚貝着定並びに補食者対応として「笹がけ」を行うこととした。

3.第6回安全教育・訓練として安全衛生指導員沖和夫から講和
@熱中症について
資料を用いて熱中症について講義。
水、お茶だけでなくスポーツドリンクや塩飴併用による塩分補給も重要。
昼間だけでなく、午前中や夕方に発症する例もあるので注意する。
めまいや頭痛など軽度の内に早めの処置をする。作業中に体調が悪くなったら我慢しないで、休憩し医療機関を受診する。
百島診療所で熱中症の治療ができるか確認しておく。

A安全教育ビデオ放映:2本
    
現地視察・現状報告
当該海域で、海老・灘干潟等の人工干潟を造成した国土交通省及び今回の里海保全事業の発注者である広島県農林水産局の担当の方に現地視察(海老人工干潟)および4地区(海老、灘、百島、海老呑)の干潟の整備状況および整備前後の生物や粒度組成の変化などについて報告を行いました。
地元の浦島漁協と一体となった里海保全事業の推進について、状況を、ご理解いただけたものと思います。

百島干潟の「笹がけ」設置撮影(124m)




松永湾の戸崎地区人工干潟の覆砂部分が偏り、海面を二分しており、当会緊急雇用対策事業で取り組むこととなった。(背景は福山市松永地区)


Posted by さとうみ振興会 at 13:44 | 緊急雇用対策事業 | この記事のURL