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NPO法人 さとうみ振興会

NPO法人 さとうみ振興会(さとうみしんこうかい)からのお知らせや、活動報告などを書いていきます。
当会のホームページはこちらです。
http://www.satoumi.org/


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第3回アサリ(干潟保全)に関する研修会に参加しました! [2012年06月05日(Tue)]
第3回アサリ(干潟保全)に関する研修会に参加しましたので、内容をご報告しますexclamation

◆日時
平成24年2月28日 13:30〜15:30

◆場所
広島県尾道合同庁舎会議室

◆参加者
60名
@尾道東部・浦島・松永・向島・尾道・吉和・因島市・瀬戸田・三原市・三原市
  幸崎支所・大野町・浜毛保 各漁業協同組合
Aヤンマー株式会社
B三原市・福山市・廿日市市
C広島県立総合技術研究所水産海洋技術センター
D広島県農林水産課・広島西部農林水産事務所・広島東部農林水産事務所
E広島県漁業環境・生態系保全協議会
FNPO法人瀬戸内里海振興会

◆開会あいさつ
広島県漁業環境・生態系保全協議会長 奥本 英壮

◆講演
(1)山波の州アサリモニタリング調査結果及び資源管理強化提案
尾道市役所産業部農林水産課 戸井真一郎 主査

国民の財産であり、環境保全機能を持つ干潟・藻場等において、その水質浄化能力や漁業資源生産能力を維持していくために必要な取り組みに対し、国が支援を行もの、干潟の場合は漁業活動、つまりアサリ資源を管理しながら干潟を掘るという行為自体が、干潟の能力を維持する行為として認識されている。

matunagakyougi.JPG

尾道地区干潟保全活動組織


asarigyokaku.JPG


(2)被覆網によるアサリ稚貝の保護について
(独)水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所
解散無脊椎動物研究センター 崎山一孝 グループ長

5m四方のネットを被覆することで、アサリ稚貝の捕集、拡散の防止及び食害生物からの防護を目的とした。被覆することでアサリ稚貝個体数が増加することが確認されたが、干潟の場所や施工方法で効果に違いが出たことから、今後も追跡調査を行う必要がある。

(3)アサリ資源動向と復活にむけての新しい試み
(独)水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所
環境動態グループ 濱口昌巳 主幹研究員

全国的なアサリ漁獲量減少の原因として乱獲、底質悪化、貧酸素水など様々な要因が指摘されている。しかしながら、主となる原因は干潟及び海域ごとに異なるため、海域ごとに十分な基礎調査が必要となる。また、アサリは干潟に棲む期間と浮遊幼生の期間の生活史を持つため、干潟の調査だけではなく、浮遊幼生の調査も重要な項目となる。愛知県の三河湾では、浮遊幼生分布のマップを作成、幼生が集積する干潟を特定し、その幼生の多い干潟からアサリ稚貝を三河湾内の干潟に放流・育成する取り組みが行われている。松永湾においても、このモデルを実施することでアサリ漁獲量の増加につながることが期待される。

◆研修会を終えて
今回の協議会では、松永湾におけるアサリ漁獲量増加のための具体的な取り組みが報告されました。アサリ増加には、稚貝の生育を促す、稚貝の供給確保、浮遊幼生の新たな再生産、の3つの項目が重要であることがわかりました。この項目を満たすためには、漁業組合単体での成功は難しく、尾道全体での取り組みが必要であると感じました。
Posted by さとうみ振興会 at 14:54 | 24年度活動報告 | この記事のURL