レポ◆大人のかんきょう楽校「多摩川河口大師橋干潟の自然観察と保全活動」 [2018年09月09日(Sun)]
大人のかんきょう楽校(がっこう)の本年度第1弾として、9月9日(日)に「羽田水辺の楽校(多摩川とびはぜ倶楽部)」さんのご案内による「多摩川河口大師橋干潟の自然観察と保全活動」に参加してきました。
「羽田水辺の楽校(多摩川とびはぜ倶楽部)」とは、多摩川の河口にある大師橋付近の干潟にて、自然体験教室や地域の人たちとの交流を通じて、河口干潟の魅力を多くの人たちに知ってもらうための活動をしている団体で、子どもの水辺活動をサポートする同区の子ども水辺協議会「羽田水辺の楽校」の構成団体でもあり、日ごろから小学校などを通じて子どもたちに環境学習などを行っている団体です。 当日は曇り空ではあったものの、まだまだ夏の暑さの中、多くの参加者が集まり、潮の香りがする中での活動は気持ちよく、シジミ採りやカニを捕まえる体験は、子どもたちだけでなく大人も童心に帰り、楽しかったです。 また、シジミが泥水を浄化することや、多摩川の干潟に生息するカニが8種類いること、雄と雌の見分け方など、実物を目の前で見ながらの学習会はとても勉強になりました。 最後に、ここ数年くじらや海ガメが餌と間違えて人間が捨てたゴミを食べて死んでしまうことが増えているという人間による環境破壊の現状のお話しを聞き、みんなでそのことについて考えながら参加者全員で干潟のゴミ拾いを行いました。 今回、活動に参加させて頂き、環境保全についてより意識する良い機会となりました。このような環境学習活動はこれからの未来を背負う子供たちが学ぶ貴重な体験であり、是非これからも続けて行ってほしいと思いました。 (特定非営利活動法人色えんぴつ みどりの歩み 川越靖子) 「大人のかんきょう楽校(がっこう)」とはこれまで毎年3月に行われてきた「環境フォーラム」ですが、実行委員会として参加する各団体の話し合いにより、今年度からは他団体の活動に実際に参加してみよう!ということになり、これを「大人のかんきょう楽校」と題して企画することとなりました。その第1弾が今回の「羽田水辺の楽校(多摩川とびはぜ倶楽部)」さんのご案内による「多摩川河口大師橋干潟の自然観察と保全活動」で、環境フォーラム参加団体の会員が任意参加しました。 |