記事◆安全コラム「チャドクガ体験記」〜脱皮後の殻に注意〜 [2019年10月25日(Fri)]
9月にチャドクガによるかぶれを体験してしまいました。
9月中旬頃ツバキの剪定作業を行った折、チャドクガの幼虫がびっしり並んだ葉や枝を除去したのですがこの時に触れてしまったようです。腕に赤いブツブツができた程度で痒みや痛みは特にありませんでした。思えばこの時生まれて初めてチャドクガにかぶれたようです。 2回目は下旬に幼虫の脱皮殻がついたツバキの近くで作業していたのですが触れた記憶がないまま次の日の朝から腕や手首や胸等に赤いブツブツができ始め、手首には幅1センチ、長さ5センチ程の水ぶくれができ始めていました。皮膚科を受診し、飲み薬と塗り薬を処方され1週間程度で収まりました。2回目以降は抗体ができて症状がひどくなるそうです。不思議なことに夜眠れないほどの痒みはありませんでした。 ここでは今回の一件に基づき脱皮後の殻と接触しないための方法についてお伝えしたいと思います。
当会が活動している公園や花壇にもツバキ等のツバキ科の植物が植栽されています。活動している場所にツバキ科の植物があるかないかを確認しておいた方が良いですね。チャドクガに十分注意して作業しましょう。(阿部敏章) |
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