そのため、情報に関する有事に備えて、人的・物的制約がある中で万全なものとはいえなくとも、ある程度の適切な管理をしておき、その時々に冷静に対応することが重要です。例えば、会員や寄付者の個人情報などの第三者に知られたくない情報であれば、法的保護が受けられる程度に管理体制を整えることで、万一のときに備えておくべきです。また、団体や団体の関係者が誹謗中傷された場合には、放置して様子を見るのか、削除するよう手続きを執るのか、ホームページや会報誌などで反論をすべきかなど、予め対策を考えておくことが重要になります。
そうすることで、情報に関する有事の際に、被害の拡大防止や損害の回復を図れますし、そもそも被害の予防にもなります。
発信、受信される無数の情報の中から、必要な情報を選別し、適切な管理をしつつこれを活用し、情報と上手く付き合っていくことが、団体の発展のコツといえます。
その第一歩として、3月21日(土)13時からの当ネットワークのシンポジウムに参加して、「情報」との上手な付き合い方を学びませんか。情報に関する悩み、歓びは、各団体においてそれぞれ異なりますが、他の団体がどういったことに悩み、対処してきたのかを学ぶことはきっと今後の団体の発展につながると思います。
シンポジウムの情報はこちらに掲載しています。
https://blog.canpan.info/npolawnet/daily/201502/18
お申し込みは、上記ページ内のリンク、またはこちらからお願いします。
http://goo.gl/forms/Cmy4ch6S6T
(北村)