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イーパーツリユースPC講演会でお聞きした事例などへのリンクについて [2009年11月29日(Sun)]

11月29日開催 おかやまイーパーツリユースPC寄贈プログラム寄贈式の簡易記録です。



(1) リユースPC再生プロセスの紹介 〜PCがNPOに届くまで (13:30〜13:45)
NPO法人イーパーツ 会田さんより
映像を交えて紹介:

現在は数万台のパソコンを配分しているが、ここまで来るのに10年かかった。
リユースPCは再生工場で直している。しかし、もっと市民の力でできないかと考えて、障がい者の方の作業所にお任せしている。
「パソコンでなにかできないか?」と考えられているので、パソコンに強くなれる。障がい者の方と、富士通のスタッフなど健常者が組んで直している。自閉症や高度知的障害の方がリユースに関わってくださっている。
わかりやすいように1ページに1作業の形で書いた全50ページのマニュアルをつくっている。1台直すのに1,700円支払うことで自立に向けての仕事にしている。
関わってくださるみなさんは、自分たちが好きなパソコンで他の人が喜んでくれるなら・・・という気持ちで臨んでくれている。


(2) 【寄贈式】おかやまイーパーツリユースPC寄贈プログラム寄贈式 (13:45〜14:10)
岡山NPOセンター糸山副代表理事より講評の後、代表3団体にリユースPCを贈呈し、活動発表をしていただきました。















(3) 【記念講演】 (14:10〜15:50)
ITの力をNPOの力に!
〜あの葉っぱビジネス「いろどり」の成功の影にITの力があった!〜
講師:森本登志男さん
(マイクロソフト株式会社 公共営業本部 自治体営業部 シニアマネージャー)

マイクロソフトのミッション
「世界中のすべての人びとのビジネスの可能性を最大限に引き出すための支援をすること。」

○なぜ、企業市民活動?
ITを生みだしたことによる格差。そのつくってしまった格差を埋めるための活動をしよう。ビル・ゲイツは会社の経営を退いているが、会社としても取り組もうとしている。
マイクロソフトの企業市民活動 

NPO DAY NPOの先進者たちと組んでプログラムをつくってきた。毎年テーマを変えてシンポジウム。

〇次のステップ>>>
自治体と連携して、実効性の追求:佐賀県、鳥取県、高知県、徳島県でプログラムを展開。(地域活性化協働プログラム

・本業のITを柱に慈善活動ではなく、価値ある投資。目に見える投資効果を追求。

◎(NPOが)活動を継続し、広めていくために。
(よいことをやっているだけでは続かない。資金が必要)
 @資金を集める。
 A活動を知らしめる。
 B賛同者・受益者を増やす。
 C戦略的な経営。

具体的には…
 @広報…インターネットであれば、低予算で全国・全世界に発信できる。
 A報告…広報は広く。報告は支援してくれた人に。スポンサー(資金的・労力的)の継続。信頼を得る。
 B情報管理…名簿などの管理。顧客の管理。
 C活動の評価…自己満足に陥らないために、アンケートをとる。集計・分析する。

佐賀県で、なにをしているか?
中間支援のスタッフを対象に、上記のスキル育成をし、講師役・支援者役をできるようにする。
  

ここからは、各地域支援の具体的な話・・・



「いろどり」(徳島県上勝町)
・トータルで2億7千万円の売り上げ!料亭などにつまものの葉っぱを販売。800世帯中200戸がいろどりに参加。
・山と谷に囲われた限界集落。中山間地。棚田しかない。みかんとゆずを生産。産業がなくなっていた。
・現在、年間6,000人が視察に訪れている。(2,000人のまちに!)
・しかも、年間4億円の医療費が削減されている。10億規模の基金がある。
・そして、1千万円プレイヤーはおばあちゃん。Uターンも増えている。寝たきりは一人しかいない!!
・さらに、ごみは34種類に分別している。ほぼリサイクルに回している。(圧倒的にドリンク剤のビンが多い!)
・次のうごき→町内全戸に光ファイバーを通した。(インターネットが生命線!という判断を町長が!)
・協働をはじめるときに、上勝町の課題をあげ、ITでできることから1つに絞った。(絞ることが大切)
・組織化をするとともに、3年間の計画を立てた。(外資系ではプロジェクトは1年または3年で終了する)
・小さなPCトラブルを解決する消防団の育成。(常勤ではないが日当は支払われる)
・Web会議システムの導入。交通費の削減だけでなく、多くの人が会議に参加できる。
・葉っぱは栽培している。データを蓄積して、生産調整などもしている。(売れた先や値段もでる。他の地域でまねしても勝てっこない準備!マーケティング力!)
・UIJターンの増加。(ブログで生活情報が提供されている)3日間で400人が説明会に参加した。

◎成功要因を分析すると・・・
 @関連団体を巻き込んだこと。
 Aマーケティング。
 B働く場所、活躍する場所をつくったこと。
>>>葉っぱは工場ではなく、個々人の家でする。生産者が一つ一つの商品に責任をもち、評価される。
雇われてする作業ではなく、仕事。ランキングで競争意欲を高め、成長を促す。
>>>まち自体もきれいになっている。イベントを打つよりも一つ一つの店舗、人が輝いていることが大事。


「NPO法人JCIテレワーカーズ・ネットワーク」(徳島県鳴門市)
・高校の元先生が代表。生徒が生きていく道を現役時代から考え、それはITだと感じていた。(授業にも取り込む)
・厳しく生徒を指導し、知的障害がい者や身体障がい者の方々が、質の高いサービスを目指して働いている。
・現在では、行政機関より、民間事業者からの委託が多い。なぜなら、質が高いサービスを提供しているから。


「NPO法人 与論情報化グループe-OK(イーマルケイ)」(沖縄県与論島)
・課題:観光客が減ってきている。温暖化と海の汚染、台風のコース移動で、珊瑚の白化がすすんでしまっている。
ダイバーが調査し、情報発信をする。
・ADSLを島内にひいている。(現在、光ファイバーをひく計画をすすめている)


〇「青森県青森市中心市街地」
・総務相と組んで、商店街の情報発信と商店街内に端末を設置。しかし3年で終わり・・・。
・元気な地域とは?から考えなおして、状況分析をした。

◎状況分析の3つの視点
・天の時 外部環境(自分ではどうしようもないこと。しかし、味方につけることはできる。)
・知の利 地域がもつ資源(活かす。箱モノではなく、文化など。他と違うもの。すぐれたもの。)
・人の和 人材(ここが勝負の分析項目。)
※マイナスのことばっかり言っているのではなく、分析をする。


「NPO法人夢育支援ネットワーク」(東京都三鷹市)
・学習支援ボランティア。学校だけでは継続しないのでNPOと組む。(NPOの可能性)


「現代版組踊り「肝高の阿麻和利」」(沖縄県うるま市)
・地元の伝説をモチーフとした劇を子どもたちが実施。感動を呼び、学習意欲も向上。

◎活性化している地域の共通点
  @継続を視野に入れて取り組めているか。
  A総力で取り組めているか。強みを活かして役割分担できているか。(よそ者、若者、馬鹿者)
  B地域の資源。独自の価値をもっているか。(流行にのっても勝てない)
  C個が輝く仕組み。個の輝きを見せることで、支援者が増えていく。
  D行動しながら組織を固める。
  Eターゲットの絞り込み。絞り込みが甘いことが多い。(何を?誰に?)
  F計量可能な目標を設定し、期限を決める。(企業は数字に対する意識が高い)
  G戦略がなければツール(ICT)があってもしょうがない。
  H成功しない理由:他者依存、他人任せ、一過性、幻想的。
  I一人一人が輝いていて、幸せな姿が見えていること。

地域情報化アドバイザー
・・・この事業を活用して、森本さんをお招きすることが可能!!



(4) 記念撮影  (15:50〜15:55)



(5) 寄贈者向けの事務連絡  (15:55〜16:00)

■主催:
NPO法人イーパーツ 
NPO法人岡山NPOセンター 



ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

〇アンケートによる平均満足度:93点
〇参加者数:42名


(記録:石原達也)
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