事務局日誌(8/23) [2006年08月23日(Wed)]
事務局見習いの高平です。
先日、ゆうあいセンターの発行する「ボランピオ」の取材で 「新声会」の平岡 健二様にお話をお伺いしました。 「新声会」さんは喉頭がん、下咽頭がん、食道がん、その他の 頭頸部腫瘍などにより喉頭を摘出され、音声言語機能を 喪失された(声を失った)方々の同病者のボランティアの会です。 平岡様も同様に声を失われた方なのですが 発声訓練の成果でしょうか、器具も一切使用されず 活動の概要や苦労話など、私にしっかり聞こえるように お話して下さいました。 ゆうあいセンターでは、平岡様をはじめ「新声会」の方々が 熱心に発声教室に取り組んでおられる姿を度々お見かけします。 その姿に感銘を受け、今回取材のお願いをしたのですが 平岡様ご自身も、喉頭がんで声を失い、気を落とされていた時期に 80歳に近い同病の先輩方から受けた熱心なご指導に感動し 「新声会」での活動を始められたとおっしゃっていました。 「新声会」さんが長い歴史(創立1966年)を持っておられるのが 分かる様な気がしました。 「新声会」の平岡 健二様、ご協力いただきまして本当にありがとうございました。 |