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NPO会計ソフト ee-会計(n-books)Q&A集
NPO会計ソフト「ee-会計(N-BOOKS)」は、NPO法人のために作成された会計ソフトです。NPO法人が日々の会計処理をする上で、こんなのができたらいいなあ、、と思うような資料はほとんど完備しています。たくさんの事業を同時に行っている、とか、行政からの委託事業の会計を分けたい、とか、助成金については収支を区分したいとか、すべて対応可能です。もちろん所轄庁への提出書類や、税務書類も作成できます。(詳しくはこちらへhttp://www.npokaikei.com)

この会計ソフト(ee-会計)の操作方法についてのQ&Aを集めてみました。
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前受金の新年度の処理[2009年05月06日(水)]
 決算で前受金の処理をしたあと、
翌年度になってから、収入にしたいときはどうするのか? 


2008年度3月に、2009年度の会費を受け取ったとき
「前受金」という処理をしています。

これは、2008年度の会費収入にはしない! という意味です。

決算のときの処理の方法は「前受金の処理は?」(決算でやるべきこと)を参照してください。

では、年度が変って2009年度になったら、しなければいけない処理です。

(例)2009年3月28日に、2009年度の正会員会費を受け取って前受金処理した。

→2009年4月1日(2009年度)になれば、昨年度前受金の処理していたものを、
2009年度の正会員会費収入にする。


日次処理→仕訳帳入力→行入力→4月選択 






次のような仕訳を入力します。
日付:2009年4月1日  借方:前受金   貸方:正会員会費収入


これで、昨年度「前受金」にしていたものを、今年度の収入にした、ということになります。






入力をしたあとは、前受金の残高がゼロになったかを、かならず確認します。
試算表で確認!












未払金の新年度の処理[2009年05月06日(水)]
 決算で未払金という処理をしたが、
         新年度になったらどうするのか 



昨年の決算のときに、未払金として処理したものがある場合
たとえば、アスクルで3月中にファイルを購入したけれど、支払をしたのは4月27日の場合



未払金として何を決算のときに処理をしたのか、という
記録を作成しておくことが基本です。その資料をもとに、新年度の処理をします。


≪参考≫





入力@ アスクル4月27日に普通預金で口座引落しされたとき、その入力の際に
相手科目をいつもの消耗品費ではなくて「未払金」にします。理由は、昨年度2008年の処理で、消耗品費にしているから、今年度払ったときには、また消耗品費にしたら重複するからです。


入力A ヤマト運輸に、4月10日メール便の送料を現金で支払ったときに、現金の入力の際の相手科目を通信費ではなく「未払金」にします。昨年度、通信費という科目にしているので、今年度は未払金とします。





そして、最後にもう一度、試算表で、未払金の残高がゼロになったか、確認すること。












前払金の新年度の処理?[2009年05月06日(水)]
新年度になって、前年度に前払金処理したものをどうしたらいいの?


前年度、決算のときに、「前払金」として処理したものがある場合、新年度になってから、それを経費になるように、処理が必要です。

例えば、2009年4月〜2010年3月1年間分の保険料を、2009年3月(2008年度)に
支払ってしまっている場合、これは、2008年度には経費にせず、「前払金」という科目にしているはずです。

これを、2009年度の2009年4月1日に、保険料という科目にします。



この場合、すこし難しいのは、2009年4月にはお金は動かないということです。支払いは2008年度に済んでいて、2009年4月には支払いは起こりませんね。

その場合は、次のように入力します。

「日次処理」→「仕訳帳入力」→「行入力」→4月選択





そして、下方の入力場所に次のように入力します。
日付は、1日


借方:保険料(経費にする科目)

貸方:前払金

摘要:いつからいつまでの保険料なのか、という内容







これでOKです。

このように入力した結果、前払金の残高が、ゼロ円になっていることを試算表できちんと確認しましょう。










前払金の処理は?[2009年05月06日(水)]
前払金の処理

(会計期間が4月ー3月の団体を想定しています)

2008年度の処理をおこなっているときに、2009年度のものを先払いすること、ってあります。

たとえば、保険料などは1年分一括払いすることがあります。
3月に保険契約をして支払いをする場合、実は、契約内容を確認すると
「2009年4月から2010年3月まで」とあるような場合のことです。


*契約書は必ず確認しましょう!*

その場合、2008年度中、つまり2009年3月に支払いをしたけれども、2008年度の経費にはなりません。

2009年度の経費「保険料」なのです。 でも2008年度に支払いをしてしまった場合、あせることはありません。

その場合は、支払いをしたときの科目を、「前払金」という科目にします。


■家賃なども、4月分を3月中に支払うことがありますね。その場合は、3月に支払いをしたときに、「家賃」にせず、「前払金」という科目にするのです。




このようにすることで、次年度の経費となります。
次年度へ残高繰越[2009年04月08日(水)]

 2008年度の残高を2009年度へ移行!

2008年度の決算はまだ終了していないけど、2009年度の入力を開始するにあたって、現金や預金の残高の繰越をする方法です!

これは、何度でもできます。
逆に、2008年度の決算がおわっていないから、2008年度を修正することがあります。すると、自動的には変わりませんので、2008年度を修正するたびに「残高移行」操作をしなければ、2009年度には反映しません。


決算が終わって最終的に2009年度に更新する場合のみ、自動的に移行されます。
(開始残高を手入力で入れようとする方がありますが、絶対禁止です)


操作方法!

1)画面向かって左側のメニューのいつも使っている「日次処理」をクリックして
メニューを短縮(クローズ)させます。


2)そのメニューから「開始・締切処理」をクリック

3)そのメニューの「年次締切」をクリック





4)すると、「年次締切」という画面がでてきます。

5)ここに、「仮締切」と「本締切」があります。
この「仮締切」が、残高だけを仮に次年度へ移行する方法です。



6)画面で「仮締切」が選ばれていることを確認してください。
注意)ここで、本締切を選んでしまうと、年度が移動してしまって戻せなくなります






7)仮締切であることを確認したら、実行ボタンをクリックします。


8)仮締切を実行します。よろしいですか? と聞いてくるので OK
  仮締切を完了しました。 で OK 







これで、通常の入力を行っていただけます。
いつもの入力画面にいって操作をしてください。


向って左メニューの日次処理の「元帳入力」→行入力
そして、年度をプルダウンから「2009年度」にかえて、4月を選択します。


年度を2009年度に変えて入力することを忘れないでください!
これを忘れると、2008年度に入ってしまって決算ができなくなりますよ!!!






2009年度も遅れないように入力をがんばりましょう!!


決算できましたか? NO1[2009年04月05日(日)]
 決算できましたか? 

決算できました! といって、連絡があります。
ところが、見てみると、「??????」という入力の状態があります。
決算って、何でしょうか?


まずは、現金残高、預金残高が、
実際の3月31日(3月末締め法人の場合)現在の金額と、ee-会計ソフトの
試算表の残高とが一致しているかどうか
、確認してください。
マイナスになったりしていませんか?

それから、どこの法人でもよくつかっている科目が「預り金」です。
源泉所得税の預り、社会保険料の預り、雇用保険料の預りが、試算表で
表示されている金額が正しいのかどうか、です。


そして、未収金、前払金、前受金、未払金、など、財産目録の画面をあけてみて
でてくる科目について、すべてをチェックしなければいけません。


まず、そこまでが、最低限の確認事項ですが、できていますか?

というと、「預り金の金額が正しいのかどうか」ってどうやってわかるのですか?
と聞かれます。 そうですね、そこが大切です。長くなるので、項目を別にして説明しましょう。
残高の確認[2009年04月05日(日)]
 現金預金の残高の確認 

(*ここでは、4月ー3月会計期間(3月末が決算の締めになる)場合を例にして説明します)

1)実際に手元にある現金有り高と、
 会計ソフトの現金の残高があっていますか?
 普通預金通帳に印字されている3月末の残高の金額と、
 会計ソフトの残高があっていますか?


2)まず会計ソフトの残高を確認します。
 会計ソフトの残高をみるには、日次処理メニューから「試算表」をクリック


3)3月末残高を確認したいので、「3」をクリック





4)そして、現金の残高が正しいのか確認します。
まず、3月末の残高の欄に、「マイナス」の数字があれば、要チェック!ヤバイです。
確実に、、「入力ミス」です。


5)実際の現金有り高と照合します。
現金も、3月31日に「数え」て、その有り高の「証拠」を残す必要があります。






6) 
   ●試算表の残高は、97,710円となっている。
   ●現金出納帳と、会計ソフトの入力とを確認する。(入力ミスがないかチェック)
   ●会計ソフトの入力ミスは、ない。
      現金出納帳の現金残高も、97,710円となっている

   →→しかし、現金を数えた証拠は「97,250円」である。



なぜ、なにが違うのかを「捜索」する。スタッフ全員にも聞いてみる!!

どうしても解決しない。不明である。
この場合、一旦、「現金過不足」という科目で処理をする。






これは、本来は決算のときだけの処理ではなく、会計ソフトへ入力したらその都度おこなっておくべきことであることに注意!!



現金過不足で処理しておいて、かなり「捜索」したにもかかわらず、どうしても解決できない場合には、次の処理をする。しかし、その場合には、事務局長や理事長など、現場の責任者にかならず確認をとること


◆試算表と現金出納帳が、97,710円
◆現金実際有り高が、97,250円
現金の実際有り高のほうが少ない。ということは、帳簿(現金出納帳)を減らして実際有り高に合わせる。



日次処理→仕訳帳入力→行入力→決算の処理ということで月選択は「k」を選ぶ


>決算処理
借方科目:雑損失(ざつそんしつ)  貸方科目:現金過不足



もしも、逆の場合

現金の実際有り高のほうが、帳簿(現金出納帳)よりも多い場合は、現金出納帳を増やして実際有り高に合わせる



>決算処理
借方科目:現金過不足    貸方科目:雑収入(ざつしゅうにゅう)



今回の場合には、実際有り高のほうが少ないので、雑損失という処理をする





入力後、かならず「試算表」で確認をする。


3月末で現金残高を合わせたときには、「現金過不足」の科目で処理をしているので現金過不足の残高が残っています

そのあと、どうしても解決しない場合、決算の処理で雑損失にした場合、現金過不足、の残高は、ゼロになります。





「現金過不足」という科目は、「」の科目です。
決算では、解決してしまわなければいけないので、決算処理でゼロにしなければいけません。次年度へ繰り越しはしませんので要注意です!


未収金の処理は?[2009年04月05日(日)]
 未収金の処理方法 

(会計期間4月ー3月(3月末締め)の想定です)

今年度3月までに活動した事業だけれど、収入がまだで4月以降に入金になる場合には「未収金」(みしゅうきん)という科目で処理をして、今年度の収入にします。

 3月中に利用者宅へ行って介護サービスをした 
 3月末付で請求書を発行した
 利用者さんから4月10日にお金を受け取った



こんな場合、お金を受け取った日に収入とすると、次年度の収入となってしまいます。
でも本当は3月にサービス提供したので、3月の収入にしなければいけないのです。
こんなとき、「未収金」という処理をして3月の収入になるようにします。


日付は3月31日で処理します。でも、会計ソフトへ入力するときには、通常の3月の処理とは違うことが分かるようにします。

このソフトでは、決算の処理の入力を「k」という月のところで入力します。

注意)決算処理の入力、というのは、「今、お金は動いていないけど、処理する」
という内容が多いです。つまり、3月の時点では「お金は動いていない」ので
「元帳入力」を使うことができません。


入力方法は、「仕訳帳入力」→「行入力」→「k」選択です。





さて、入力する科目は、次のようになります。


仕訳  借方科目:未収金   貸方科目:○○○○収入


先ほどの例だと、利用者負担金が4月に入金になるので3月末では
未収(未だ収入になっていない)という入力をします。


仕訳  借方科目:未収金  貸方科目:居宅介護事業収入ー利用者負担金



今年度の委託事業の収入が4月以降に入金になる

仕訳  借方科目:未収金  貸方科目:□□□事業委託料収入



居宅介護事業の介護給付費の2月分が4月に入金になる

仕訳  借方科目:未収金  貸方科目:居宅介護事業収入ー介護給付費


≪入力方法≫

日次処理→仕訳帳入力→行入力→「k」選択


借方科目は未収金です。貸方科目は、収入の科目です。





入力できたら、財産目録で確認してみましょう。







前受金の処理は?[2009年04月05日(日)]
 前受金の処理方法 

(会計期間は4月ー3月(3月末締め)の想定です)

次年度4月以降に受け取るべきお金を、3月中に受け取って入金してしまったとき
には、今年度の収入にしてはいけなくて、ちゃんと次年度の収入にしなければ
いけません。そんなときは、「前受金」(まえうけきん)という科目を使います。


例: 2009年度分の賛助会員会費3,000円を、
2008年度の3月中に現金で受け取って入金した


処理の方法はいくつかありますが、わかりやすいのは、「入金になったとき」
収入ではなく「前受金」(必要なときより前に受け取った)という科目で処理する方法です。



現金で受け取っても、普通預金に振り込まれてきても同様です。
お金が入金になったのですから、通常の入金の入力をします。
その時の「相手科目(収入科目)」が重要です。


元帳入力→行入力→現金、あるいは預金を選択→月選択 (通常の入金処理)





相手科目を「賛助会員会費収入」にしてはいけません(今年度の収入ではない)

科目を「前受金」にします。




以上です。
次年度になってから、収入の科目にしなければいけません。

未払いの処理は?[2009年04月05日(日)]
 未払金の処理の方法 

(会計期間が4月ー3月(3月末締め)の法人を想定しています)

今年度の費用にするべきものなのに、今年度3月末までに
支払できず、4月になってから支払をした(支払をする)場合には、
決算で特別な処理が必要です。


3月中に支払うべきお金が、3月31日時点で、未だ、支払をしていない、ということで、「未払金(みはらいきん)」という科目を使います。


4月ー3月会計期間の場合、会計期間の最後の日、3月31日を、決算日といいます。


アスクルで消耗品を3月中に注文し、3月中に商品が届いた。
後日請求書が届いて、4月になって振り込んだ(通帳から自動引落しされた)

こんなとき、今年度3月中の費用として処理すべきなのに、支払ったのは4月です。
これを、決算で3月中の費用として「未払い」(みはらい)
という科目で処理します。

お金が3月では実際に動いていないので元帳入力からは入力できません!

これは、日次処理→仕訳帳入力→行入力→月「k」(決算)を選択





そして、科目は次のように入力します。

借方科目:○○○事業支出ー消耗品費 / 貸方科目:未払金 





この「未払金」の処理で多いのが、給料手当です。
給料の支払いが、「月末締め」で翌月支払の場合には、3月の活動分を4月に支払うので3月末の時点では「未だ、支払っていない」ということで「未払金」という処理をします。


この給料手当の未払金処理は、団体の給料手当の処理方法によって違うので、説明がむずかしいのです。

給料手当が、翌月支払の団体は、個別にメールで質問してくださいね


では、電話代や電気代、水道代、も、翌月に支払うので、この未払金という処理をしなければいけないのか? という質問をよく受けます。

確かに「未払い」なのですが、ここでは「重要性の原則」ということを考えます。

本当は「未払金」処理をしなければいけないのですが、電気代などは通常毎月ほとんど変動がない、のではないでしょうか? だとすれば、1年間で12回電気代があればおよそそれでOKなわけです。 わざわざ未払金処理をする手間を考えれば、それよりも、もっと大きな金額、給料手当など、大勢に影響をあたえるものを精査すべきです。

ただし、団体の活動内容によって異なります。その団体の電気代が毎月50万円ほどの支払いがある、なんていう場合は、未払処理をするかしないか、は、大きく影響がありますね。

ちゃんと融通を利かせて考えてくださいね!

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