2012年2月14日(火)から18日(土)の5日間、Flag三条セミナールームにて、NPO・NGOインターンシッププログラム春期集中コース事前研修を行いました。
緊張した面持ちでセミナールームへ来られたインターン生19名が事前研修1日目に参加しました。
2月14日(火)<事前研修1日目>
プログラム:
10:00- 春期インターン概要説明・ユースビジョンの説明
はじめに赤澤より、今期の春期インターンの概要とユースビジョンの成り立ちの紹介等の話がありました。
10:30- アイスブレイク
どんな人がこのインターンに参加しているのか、自己紹介を含むアイスブレイクを行いました。
はじめに1つの輪になり、A3の用紙を4つに折り、左上に「名前、所属、今の気持ち」を発表しました。
『どきどきしている、緊張している、仲良くなりたい、わくわくしている』など、新たな出会いに緊張している様子と、期待や楽しみにしている様子が伺えました。
次に、左下に「大切にしている物3つ」、右下に「これまでで一番印象に残っているボランティア活動」を書いて、3人1組になって共有し合いました。
最後に、右上にこのプログラムで得たいこと、達成したいことを記入し、また全体で輪になって共有しました。
多角的視点を持ちたい、同じインターン生と仲を深めたい、NPOについて深めたいなど様々な想いを共有しました。
11:00-13:00 講義・ワークショップ「ボランティアについて」
アイスブレイク後は、ボランティアについて深める講義・ワークショップを行いました。
「ボランティアについて」この人はボランティアといえるのか?質問が書かれた紙に答え、理由を紙に記入しました。
その後、全体でこの人はボランティアといえるか?という質問に対してYesかNoで挙げました。
その後、グループにわかれ、それぞれの理由を共有しあった上で、
再度YesかNoかを挙げました。
各質問に対して、
人のためにしているからボランティアだ、という理由や
「社長から頼まれた」という参加動機があるからNoなど
それぞれが考える理由があり、ボランティアとは何か、深く考える時間となりました。
その後、赤澤よりボランティアについて講義を行いました。
また、大学生がボラティア活動に参加する意義や意味は?という問いかけもあり、ボランティアについて向き合い深く考える時間となりました。
14:00-17:00 講義・ワークショップ@
講師:大下宗幸さん(地域環境デザイン研究所ecotone)
午後は、地域環境デザイン研究所ecotoneの大下さんを講師でお招きし、
地球サミットinブラジル・リオデジャネイロ(1992)でのセヴァン・カリス=スズキさんの映像を実際に見たりするなど、環境問題からエコトーンについて、そして環境対策支援便について学びました。
ワークでは、「環境に配慮したイベントを作ろう!」ということで、4グループに分かれ、下記の項目を中心に環境に配慮したイベントのコンテンツを作成した。
項目:ごみ、エネルギー、商品選択購入、会場・交通、啓発、その他
各グループで考えたイベントでは、
昼間に開催中は、太陽の光を使用して夜は廃油キャンドルで光の代わりにする、
My食器、Myコップはもちろん、食器が買えるようなブースを設ける、
イベント会場内での移動は自転車で移動する、など
さまざまなコンテンツが含まれたイベントを各グループが発表しあいました。
グループワーク後は大下さんより、リユース食器導入支援について、そして今後ついての講義がありました。
地球環境サミットin リオデジャネイロから何が変わった?という問いがあり、
具的的に京都市の事例が紹介されました。
社会変化がありつつも、今後に向けての課題は非日常のおまつり・イベント出の活動ではなく、日常的な仕掛けが必要とのこと。特別なことをしなくても、あたりまえのように環境に配慮した商品・サービスを選択することができる社会を実現することが課題というお話があり、講義を終えました。
インターン生にとって、研修初日ということもあり、たくさんの人といろんな話ができ、いろんな考え方に触れる機会になったこと、ボランティアや環境について深く考えることができたことなど、とても刺激的な一日となったという感想がありました。
長時間の研修時間で疲れも感じつつ、次の日の研修を楽しみにしながらインターン生は会場をあとにしました。
2日目へ続く