みなさんが楽しみにしていた夏休みも終わりました。みなさん体調はいかがでしょうか?
いっぽではプログラム内容の見直しを行い、目標や目的を明確にし、予定を立てました。
気になるものはありましたか?
今回はこの中の一部をご紹介します。
8月8日(火)、9日(水)、21日(月)の3日間グリコピアイーストの工場見学に行ってきました。
いつも食べているお菓子がどのように出来ているのか学ぶことはもちろんですが、いっぽでは
@ 普段とは異なる場所でルールを守る
A 興味の幅を広げる
の2つの目標と立てました。
歴代のポッキーのパッケージを見て「どれがいい?」と尋ねられると最新のものを指差して教えてくれました。
歴代のキャラメルについているおもちゃを見学している様子です。
これでも一部だと聞いて驚いていました。
工場内は写真禁止のため撮れませんでしたので、様子を文章でお伝えします。
たくさんの機械に「すごいすごい!」と言葉で伝えてくれたり、手をたたいて表現してくれたり、指差しでスタッフに見てみてと伝えてくれました。
楽しくなって大きな声が出そうになってしまうこともありましたが、スタッフに静かに、のジェスチャーをされると、はっとした表情で声のトーンを落とす姿もありました。
この体験を通して、「次は○○に行ってみたい」「□□ってどうやってできてるの?」と広がっていけるよう、支援を続けていきます。
お盆明けの8月16日、17日、18日にはいっぽ夏祭りを行ないました。
午前の部はスーパーボールすくい・輪投げ・ピニャータ割りを行いました。
皆さんはピニャータってご存知ですか?
中南米の国で子どもの誕生日等で行われる遊びの1つで、紙製のくす玉(いっぽではこれもみんなで新聞紙と小麦粉から作りました)を叩き割り、中に入っているお菓子を取り出すものです。
この3つの遊びは、どれも道具を使って狙いを定めることで、集中力を鍛えることに繋がっています。
これをみんなでおもちゃの剣で叩きます。
叩く前に剣でピニャータをつついて距離を確認!
狙いを定めて…、えーい!!
割れたかな?
この他にも水遊びやさいたま水族館、榎本牧場へ行き自然に触れたり、梨狩りや電車に乗って社会体験の場の提供を行ないました。
外出やお祭り等、楽しく盛り上がるプログラムだけではなく、気持ちを落ち着かせてゆっくり過ごすスヌーズレンというプログラムを行いました。
スヌーズレンとは、オランダ語で「くんくんにおいをかぐ」「うとうと居眠りをする」という意味を掛け合わせた言葉です。どのようなものかというと、薄暗い部屋で音や光や触角などを刺激する道具を用いて様々な感覚から心地よい刺激を受けたり、光や音楽等でリラックスする方法なのです。
明かりを落とすためうまく写真が撮れませんでしたが雰囲気は伝わるでしょうか?
波がたゆたう映像を壁や天井に映写し、ラベンダー等のアロマオイルをたきました。
その中でオルゴールの音楽を流し、横になってゆっくり過ごしました。
利用者の方によってはスタッフと一緒に横になると、人肌の心地よさもあってかすっかりリラックスして寝てしまう方も居ました。
また、保護者の方からは「スヌーズレンの日は家でも普段より穏やかに過ごせました」と嬉しい報告を頂いております。
このスヌーズレンは今後も継続的に行っていく予定です。
このように楽しみながら、リラックスしながらいろいろな経験を積み重ねて将来を見据えた療育を実施しております。
これからもその様子を掲載していきます。お楽しみに!
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