<立教学院創立135年記念公開講演会のご案内>
地域開発のための新たな資金循環の仕組み−社会変革型NPO・米国タイズ財団の挑戦−
日 時: 2009年5月30日(土) 14:00〜17:00
場 所: 立教大学池袋キャンパス 7102教室(7号館)
主 催: 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科
後 援: 財団法人 助成財団センター、特定非営利活動法人 日本NPOセンター
協 力: CSOネットワーク
タイズ財団(1976年サンフランシスコで設立)は、様々な個人、家族、機関から小規模な資金を集め、
寄付者の意向に沿って助成事業を展開する基金(DAF,Donor Advised Fund)で成り立つ先駆的な
「コミュニティ財団」である。新しい試みにリスクを覚悟で次々と新種の事業に取り組み、DAFや
共同事務所施設、そしてNPOマネジメント支援組織(タイズ・センター)、さらにはオンライン寄付
などのインフラをつくり、積極的にNPO支援事業を行っている。
最近では、「アメリカ初のNPO所有の証券会社」事業にも乗り出し、NPOの資金づくりの新しい
実験を行っている。資金、場所、マネジメントの側面から総合的なNPO支援モデルをつくりあげた
米国でもまれに見る同財団のユニークな挑戦は、今後の日本のNPO支援のあり方を考えていくための
刺激的な好機となろう。
講 演: 「社会変革に挑戦するタイズ財団の取り組みとこれから」
ドラモンド・パイク 氏(タイズ財団CEO)
解 説: 「タイズ財団の特性と意義」
岡部一明 氏(愛知東邦大学教授)
コメンテーター: 黒田かをり 氏(CSOネットワーク共同事業責任者)
コーディネーター: 渡辺 元 (立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授
/トヨタ財団プログラム・ディレクター)
お問合せ: 立教大学独立研究科事務室(03−3985−4530)
〒171−8501 東京都豊島区西池袋3−34−1