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NPO法人 地域の未来・志援センター
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ぎふいび生活楽校

〜生活体験から“生きる力”を学ぶ場を提供〜




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 時代と共に暮らし方は変わり、子どもたちの学びの場も変化してきました。そんな中で「ぎふいび生活楽校」は、以前の暮らしには多くあった“生活体験からの学び”を現代の子どもたちに提供しています。「社会で生きて行く上で重要となる“生きる力”を身につけてほしい」。その想いを当団体のインターンシップ生が詳しく伺ってきました。




  • どんな団体NPO法人・事業型

  • 会員数92名

  • 活動エリア主に東海地方

  • 活動拠点岐阜県西濃地域

  • 年間予算約60万円


[2016年11月14日(Mon)]

地域の思いに応えて廃校となった小学校を活用



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 昭和40年前後の第一次ベビーブームに生まれたぎふいび生活楽校の小林理事長は、東京で35年間仕事をして子育ても終了し、老後の自分の居場所について改めて考えました。その結果、生まれ育った揖斐にUターンすることに決めます。ちょうどそのころ、明治から約130年続いた揖斐の横蔵小学校が少子化の影響で2002年に廃校に。地元の方々にとって小学校とは勉学の場だけではなく、運動会や学芸会など楽しい思い出の詰まった存在。そんな横蔵小学校が廃校になったことは、地域の方々の心に空洞ができたようで、それは小林さんも同じでした。そこで、小林さんは廃校になった小学校を“ぎふいび生活楽校”として活用することを思い立ちます。学校としては廃校になりましたが、地域の方の「小学校を有効活用して欲しい」という思いに応え、設立されたものでした。




生活体験から生きる力を



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 廃校になった横蔵小学校は岐阜県揖斐川町にあり、今では改装されラーニングアーバー横蔵・樹庵という宿泊施設に。そこを活動拠点とすることで、ぎふいび生活楽校は食う・寝る・遊ぶのサポートを実現しています。


 「義務教育は基本中の基本だけを教えるものであり、教室の外での学びこそが生きる知恵」と小林さん。「昔は子どもたちはみんな外で遊んだ。ガキ大将は勉強の成績は悪いけれど社会経験は多く、一生懸命にものごとに取り組むことができる」。しかし、時代とともに子どもたちの暮らしは変化し今では「一人で遊ぶ子が増え、学外で遊ぶ姿をみるのも少なくなった」。そして、「生活の体験をせずに生きてきている子供たちが増えた」と言います。このような現状に疑問を抱き、“豊かな自然の中での生活体験を通して、生きる力を身につけてほしい”そんな思いでぎふいび生活楽校は設立されました。


 また、生きる力は人とのつながりの中で学ぶものであり「ものを作ったり何かに失敗したりする経験から学ぶ」そして「それが自立へとつながる」と小林さんは言います。生活の中での失敗体験や人との関わりから生きる知恵を学び、力強く生きてほしいという強い思いを感じました。また、「自然に囲まれた環境にあるからこそ騒音の苦情もなく、やりたいことを思いっきりやれる」と言います。利用者の中には部活動の練習合宿などもあるそうで、口コミが集客につながっているそうです。




活動事例



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 そんな“生きる力を身につけてほしい”という思いで続けてきたぎふいび生活楽校では、宿泊の目的を聞き、時季や学校周辺の資源と要望を考慮したプログラムを提案します。そして、目的意識をもって宿泊してもらいます。事業は子ども〜大学生対象が特に多いそうです。大学生は、ゼミ活動の一貫として利用することがあるといいます。ゼミの研修合宿として来校した際には、草木染体験や川遊び・木工体験など都会ではできない体験をし、揖斐の自然を満喫。以前にはアメリカ人の日本語を学びたい子ども10人と日本人の英語を学びたい子ども10人が一緒に数日暮らすという事業も行いました。そこでも子どもたちは、さまざまな体験を通して一緒に遊ぶ中で、子どもたち自身で自然と言語を学んでいきました。机上での語学学習ではなく、人と人との付き合いとして実際のコミュニケーションの失敗や楽しさから学ぶことは、まさに生きる力となっています。




「ぎふいび生活楽校」の主な活動



  1. 1. ラーニングアーバー樹庵・横蔵の宿泊者への体験プログラム

  2. 2. 体験学習講座

  3. 3. イベントの開催

  4. 団体HPへ↓

  5.    http://www.juann.jp/seikatugakkoku/npo_top.html

  6. ラーニングアーバー横蔵・樹庵HPへ↓

  7.    http://www.juann.jp/index.html





理事長・小林さんより一言!


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 「元気・活気・本気!」
子どもたちにとって元気が一番、地域にとって活気が一番、そして関わる人たちの本気。これらが重要だと思います。現在では昔のように農耕社会ではなくなり定住しなくなってきたため、お互いの理解は難しくなり関心もあまり持たなくなってしまった。そのため、以前のように「おたがいさま」という心持ちや、他人の子どもを叱れるような社会ではなくなってしまった。都会だと人と人との距離感が近すぎて反発しつまらないトラブルが起こる。逆に田舎だと遠すぎて寂しく感じ、関係を大切にする。そんな田舎での人と人とが繋がれる環境を中山間地域で大切にしたいです。


Posted by tsunagaru at 15:39 | 体験学習 | この記事のURL