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【報告】「事業報告書作成のための講座」を開催しました [2019年01月17日(Thu)]
事業報告書作成のための講座」を開催しました

2018年11月29日(木)にミレニアムセンター佐倉で、早坂 毅さん(有限会社サテライト・オフィス代表、税理士、行政書士)を講師に迎えて開催。NPO会計基準協議会の会計強化キャンペーン事業として行った今回、19名17団体からの参加があり、法人設立3年未満の団体の受講が多く、基本的な事柄を含めて、講義いただきました。

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〜講義の重要ポイント〜
(定款の重要性について)
・事業報告書には、定款上の事業の種類を活動計算書に反映させ、定款とNPO法に則った報告書作成を。活動の基本でもある定款が、年月の経過で活動実態と離れていないかの見直しも必要。不必要な「その他の事業」の削除や定款上の事業の種類を整理、統合することで、会計事務が煩雑になりすぎないように、必要に応じて定款変更も考慮に。

(会計について)
・NPO会計基準では、発生主義(取引が発生した時点での収支計上)による複式簿記で作成した活動計算書を提出することが原則。発生主義の決算では、「前受、前払い、未収、未払い」をお金の出入りと連動しない項目として加えます。

・基本的には企業会計と同様に、管理会計、財務会計、税務会計の3つの視点を持つことが必要ですが、NPO法人の会計では、、事業ごと、事業費と管理費、非営利活動とその他の事業、課税と非課税事業、を区分して管理する点が企業会計と異なります。特に、人件費、地代家賃、水道光熱費などの共通経費は、事業費と管理費に按分するが、総額に対するそれぞれの金額の比率や従事した時間数の比率などで按分します。按分の計算方法も含め、会計処理の基準や手続きを一定にするため、経理規程を作成するのが望ましい。

・会計簿は、簿記の原則に従って現金出納帳の記帳と仕訳など日々の記録の積み重ねが大切。日頃の事務の積み重ねなくしては、活動は成り立たない。「正しく日々記帳し、真実な内容を一定の会計処理によって、明瞭に表示すること」という会計の原則を再確認し、法人としての提出義務をまずは果たしましょう。

(提出と情報公開について)
・事業年度終了後3か月以内の提出期限をとにかく厳守すること。また、所轄庁への提出だけではなく、市民への情報公開もNPO法は重視しています。図解するなど、分かりやすく市民に伝える工夫を。(NPO法人会計基準では活動計算書が原則ですが、当分の間、収支計算書の提出が認められています)

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<参加者アンケートより>
・定款を見直して事業目的を集約すると、会計事務の軽減にもつながるということが参考になった。
・共通経費、その他の事業、ボランティアの計上についての考え方について不明なところがよくわかりました!
・「事業は事務の積み重ねです」というお話がなるほどと思いました。

(感想)
定款に紐づけた事業報告書は団体のマネジメントにもつながる
活動計算書は、活動の基本である定款の事業の種類と紐づけて作成することで、法人の活動を的確に伝えることができ、団体の信用にもつながります。また、対内的にも、会計処理や基準を一定にすることで、管理費の把握もでき、事業別の損益を検討することもできます。真実性、明瞭性、継続性を担保した事業報告書を作成することは、団体の現在の状況を把握し、今後の活動を考えるという団体のマネジメントにもつながるということを改めて感じました。

講座後にも会計や定款などについて個別質問が続き、後日、電話での問い合わせにも応じました。
NPO法人を設立するにあたっての定款作成についてなど、受講団体からの相談にも対応しました。
団体で抱える問題がそれぞれ異なり、また所轄庁では対応が難しいケースも多く、会計相談をはじめ、個別の対応が必要だと感じました。NPOクラブでは、今後も、サポートを続けていきます。

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◆NPOクラブでは、市民活動団体の会計、組織運営、資金調達、助成金申請、組織連携、NPO法人の設立などに関する相談を受け付けています。相談内容によっては税理士・社会保険労務士などの専門家につなぎます。詳しくは、NPOクラブまでお問い合わせください。
(簡易な相談に関しては無料でお答えしています。)

また、今回の会計強化キャンペーン事業を行った「NPO法人会計基準協議会」の下記サイトにもNPO法人会計基準について詳細が掲載されています。「実務担当者のためのガイドライン」、「ダウンロードリンク集」など特に、実務担当者の参考になります。

※「NPO法人会計基準の普及を支援 みんなで使おうNPO法人会計基準」
http://www.npokaikeikijun.jp/
Posted by NPOクラブ at 13:36
この記事のURL
http://blog.canpan.info/npo-club1/archive/406
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