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益田川クリーン大作戦 参加 [2013年07月15日(Mon)]
 島根県飲食業生活衛生同業組合青年部が5年間継続して実施している「益田川清掃活動」。今年からアンダンテ21も加わった。環境保全意識をもった若い人達を中心に100名以上の人が集合。益田の若者も捨てたものではないな。
 大元橋から月見橋一帯のゴミの回収。人の背まであるヨシをかき分けると、ペットボトル、ビニール、中には掃除機やテレビまで出てくる。さらに表面のゴミを取ると下の層にもビンや年季の入ったプレスチック類がわんさか埋まっている。数メートルの進まないうちに用意したゴミ袋は一杯。結局、本日の清掃できれいになったエリアはたった2‐3坪。益田川恐るべし。 


『高津川は清流日本一。一方、益田川はどうしてこんなに汚れているの?』

古地図を見ると、益田川と高津川はつながり、大きな河口部を形成していた。だから、下流域は「中ノ島」や「中須」といった地名がついている。この益田川と高津川を持っている益田市。「家」で例えると「玄関・応接室」はとても奇麗に掃除されているが、「居間や裏口」はゴミだらけといった現象と同じ。ここの住人の環境に対する考え方はどうなっているのだろうと不安になる。「益田は川がきれいでいいところだから遊びに来いよ」と言える自信がだんだん薄れてくる。
 アンダンテ21では、今年秋から、ハマグリ漁を行なっている「益田蛤の会」と一緒に河口部のヨシの刈り取りやゴミの取り除きを予定している。どうも沢山の人々とネットワークを組んで、大きな活動につなげないと成果が見えにくいと感じる。

益田クリーン大作戦_01.jpg
ゴミの下にもゴミ。層になっている。

益田クリーン大作戦_02.jpg
右が益田川。用意したゴミ袋はすぐに一杯なった。
Posted by アンダンテ21 at 00:00 | その他の事業 | この記事のURL | コメント(0)
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